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カール・ハンセン&サン Modern Tradition 2025リグナにて開催中

このたびリグナでは、カール・ハンセン&サンの名作チェアの魅力をあらためてご体感いただけるキャンペーン「Modern Tradition 2025」を実施いたします。
ハンス J. ウェグナー、ポール・ケアホルム、ヴィルヘルム・ラウリッツェンなど、デンマークデザイン界を代表する巨匠たちが手がけたチェアは、素材・構造・フォルムのすべてにおいて、時代を超えて愛される“普遍的な美しさ”を備えています。
キャンペーン期間中は、対象製品を2脚以上ご購入いただくと、通常価格より15%OFFにてお求めいただけます。

キャンペーン詳細

【開催期間】
2025年8月1日(金)〜 9月30日(火)

【開催店舗】
リグナテラス東京 東京ショールーム
※ショールームへのご来店が難しい方や、オンラインショップでのご購入をご希望の方は、一度お問い合わせフォームよりご相談ください。

【キャンペーン概要】
■ 対象商品
CH88P、CH88T、PK1、VLA26P、VLA26T
各製品すべての仕様がキャンペーンの対象となります。

■ キャンペーン内容
対象製品2脚以上ご購入で、対象製品合計金額より15%OFF。
組み合わせは自由です。(例:CH88×1 + PK1×1)
上記以外の商品との同時購入も可能ですが、割引は対象製品のみ適用となります。(例:CH88×2 + CH24×1 → CH88のみ対象)

【注意事項】
※一部、割引対象外の商品がございます。
※アウトレット品・SALE品は対象外です。
※受注生産品や在庫切れなどの理由により、お届けまでに時間がかかることがございます。
※本キャンペーンは、他のキャンペーンとの併用はできません。
※上記キャンペーン内容は、予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【キャンペーン対象商品】

 

CH88P/T

ダイニングチェア「CH88P/T」は、新たな素材や色彩に挑戦した、ウェグナーの意欲作です。座面の張地、木材、そしてインダストリアルな印象を持つスチールを、ウェグナーらしいミニマルなフォルムに美しくまとめています。

この椅子は、1955年にスウェーデンで開催されたヘルシンボリ国際博覧会(H55)への出展のために、ウェグナーがデザインしたもの。当時は、カラーリングされた脚のプロトタイプが製作されたのみでしたが、2014年、ウェグナー生誕100周年を記念してカール・ハンセン&サンが復刻。

多目的に使える柔軟な機能性と、シンプルでエレガントなフォルムを兼ね備えたCH88Pは、置く場所を選ばず、スタッキングも可能。自然素材の木材と工業的なスチールを融合させたデザインは、ミニマルながら快適な座り心地を実現しています。

PK1

PK1がペーパーコード仕様で復刻されました。
前面・背面のどちらから見ても美しいこのチェアは、ケアホルムのオリジナルデザインに忠実に、カール・ハンセン&サンが織りの技術を再現したものです。

熟練の職人が15時間かけて、シートを一つひとつ丁寧に手織りしています。
工業用スチールとペーパーコードの組み合わせが、軽やかさと優雅さを同時に実現。
PK1は、美しさ・快適性・安定性のバランスに優れた、現代におけるデザインアイコンのひとつです。

VLA26P/T

これまでコペンハーゲンの歴史的なコンサートホール「ヴェガ」でしか見ることができなかったVLA26 Vegaチェアが、現在はカール・ハンセン&サンにより、ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツとの提携のもと生産されています。
1950年代にデザインされたモダニズムの傑作が、現代に蘇りました。

木とスチールで精巧に仕上げられた座面と背もたれには、張り加工のオプションもあり、快適性も向上。スタッキング可能なデザインにエレガントな木製の脚を組み合わせ、機能美と職人技が息づく一脚です。

デザイナーについて

 

今回のフェア対象商品を手掛けたデザイナーについてご紹介します。

ハンス J. ウェグナー

デンマークの家具デザイナーの中でも、ハンス J. ウェグナー(1914–2007)は、最も創造的かつ革新的で、しかも多作な人物のひとりとされています。「マスター・オブ・ザ・チェア」と称されることの多いウェグナーは、生涯でおよそ500点もの椅子を生み出し、その中には傑作とされる作品も少なくありません。

彼は、現在「デンマークデザインの黄金時代」と呼ばれる時代を築いた、錚々たるデザイナーたちの一員であり、精緻な仕上がりや卓越したクラフトマンシップへの洞察力、そしてデザインに対する妥協のない姿勢で広く知られています。その作品からは、完璧な接合部、洗練されたフォルム、素材への飽くなき探究心、そして木材の特性や可能性に対する深い敬意が伝わってきます。

ウェグナーの手がけた家具には、ミニマルな表現の中に、感性に訴える有機的で魅力的なフォルムとの直感的な結びつきが息づいています。

ポール・ケアホルム

コペンハーゲンのデンマーク美術工芸学校で学び、家具職人として修練を積んだポール・ケアホルムは、建築素材——とりわけスチール——に強い関心を寄せていました。彼は、スチールを木材などの天然素材と同様に、芸術的価値があり、敬意を払うべき素材であると考えていたのです。

1955年、ケアホルムは家具メーカー、アイヴィン・コル・クリステンセン社とのコラボレーションを開始しました。この協業は彼の生涯を通して続き、今日においても両家は親しい関係を保っています。

ケアホルムの死から2年後、彼の管財人は、1951年から1967年にかけて彼が手がけた「ケアホルム・コレクション」の製造と販売をフリッツ・ハンセンに委託しました。

フリッツ・ハンセンは現在も、「ポール・ケアホルム・コレクション」の製造を継続しており、彼の家具を世界中の建築家や個人のお客さまにお届けできることを誇りに思っています。

ヴィルヘルム・ラウリッツェン

ヴィルヘルム・テオドア・ラウリッツェンは、デンマークを代表する建築家であり、「デンマーク・モダニズムの父」とも称される人物です。彼が手がけた数多くのプロジェクトは、当時としては革新的で、形態を機能に従わせるというモダニズム建築の好例として、今も高く評価されています。

ラウリッツェンはキャリアを通じて、建築は一部の特権階級のためのものではなく、すべての人々に役立つべき応用芸術であるべきだと主張しました。

彼のデザインには、「空間や形状は何世代にもわたって持ちこたえるべきである」という明確な思想が反映されています。同時代の建築家たちが装飾や形状に重きを置いていたのに対し、ラウリッツェンは自由な発想をもって機能性を重視するアプローチを取りました。その結果として、一見すると控えめでありながら、機能美に優れたシンプルな建築作品を生み出していったのです。

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