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on the STONE

 

on the STONE

日付

2016年7月

場所

山梨県河口湖町

業務内応

内外装フルリノベーション・
トータルコーディネート

担当デザイナー

仲野 俊生

on the STONE

IDEA × Rigna

五感で楽しむグリーンリゾート

夏の風が走りぬけ、緑生い茂る季節を迎えた甲斐の国。
このプロジェクトが始まったのは去年の秋過ぎ、枯れ葉散りゆく冷たい時期でした。
駆け足で走りだした現場は、凍える冬を越え、暖かい春を迎え無事に完成の時を迎えました。

「 on the STONE / オン ザ ストーン 」

山梨県は河口湖町、大石という土地に計画されたペンションはそう名付けられました。
外観を眺めればそれは石垣の上に立ち、静かにそして厳かに、まるで胡座をかく親父のように厳格な印象を携えていたのです。
しかし建物としては劣化を訴え、「最近腰が痛むんだ」と言わんばかりの状態。
そこへ我々Rignaがフルリノベーションという形をもってコンセプトで骨を正し、設計により肉をつけ、インテリアコーディネートで華やかに、元気な姿に生まれ変わらせました。
元をたどれば国の保有施設「情報・システム研究機構 国立極地研究所 河口湖大石研究施設」と随分な肩書をお持ちの”塊”。
さぁ、そんな苔の生い茂る石の塊にRignaがどう手を加えたか。
ご賞味下さい、歴史を纏ったフルリノベーション空間。
癒やしは蘇り、再びここを訪れた人、そしてこれからここを訪れる人にワクワクとドキドキを。

ファサード

モルタルで塗り固めたハードボイルドな”カタマリ”のようなファサード

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>>BEFORE & AFTER

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昔ながらの真壁を意匠とした和風を感じさせるビフォー。
白と黒のモノトーン調だったファサードを見直し、外壁廻りをフラットに調整し、モルタルで仕上げて塊感を出しました。
中が一体どうなっているのか、クローズな雰囲気がワクワクを加速させます。

緑をくぐると現れる大扉

静かに佇む存在感と温かさ “WELCOME OUR HOME”

on the STONE

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エントランス

外観とは裏腹に、明るく広がるブルックリンスタイルのロビー

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>>BEFORE & AFTER

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ビフォーのロビー空間はすべての照明をONにしてもこの照度。
まずは明るさの確保と素材感の調整を図りました。
時代を感じさせるツヤのあるフローリングは全てマットな無垢フローリングに張り替え。足の裏もサラサラとして心地よい。
建物に入ってまず目につくエントランスは、明るく賑やかにお出迎えしたいと考えました。

シンボリックなグラフィック

on the STONE とのファーストインプレッション。豊潤な宴のアイデアがここにあります

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ホール

Healing of Life

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>>BEFORE & AFTER

on the STONE

全体的にクラシックな装いのビフォー。
大きな窓を持ちながらも外部とは一線を引いた空間は少し”もったいない”といった印象。
吹き抜けた大空間は、活かせる下地はそのままに白く爽やかに仕上げ、外部とも緑や空気で繋がるようなイメージで造りこみました。

緑あふれる寛ぎの場

NO BORDER , 外のような中ー中のような外

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hall – living

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hall – living – REMBBASY – MANI sofa

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hall – living & dining

ダイニング

空間を広く使い、素材と色で遊んだダイニング

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hall – dining

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hall – dining & counter

プレイルーム

ポーカーテーブルがドンと構える大人の遊技場

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play room – RED & BLACK

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キッチン

白く清潔感のあるダイナー風キッチン

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>>BEFORE & AFTER

on the STONE

家庭用システムキッチンが2台並ぶキッチン。
ポテンシャルは高いため、中央にはカウンターを造作し、システムキッチンは”扉のみ”交換。本体はそのまま流用したのでコストも大きく抑えられました。

on the STONE

>>kitchen

和室

シックな色合いに照明が映えるジャパニーズモダン

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>>BEFORE & AFTER

on the STONE

ザ・和室。
懐かしい匂いと肌触りが残るこの空間は、無くすには惜しいし、それでいてニュートラルな和室として手を加えやすい、といった印象がありました。
実際に変更を掛けたのは壁紙と天井仕上げ。畳は表替えに留め、リグナの家具を落とし込めばグレードアップした和室に仕上がります。

落ち着いた空気感、しっとりとしたモダン

Japanese Essence

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>>TATAMI room – kotatsu

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>>TATAMI room – Butterfly stool

ゲストルーム

ハードとソフト、遊びを持ったライトリゾート

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>>BEFORE & AFTER

on the STONE

ひとつの空間に間仕切りを設けることは、”狭くなる”ということではなく、空間に”動きが出る”ということ。
素材もプラスできるし、空間のコントラストも調整できる。
ワンルームにはワンルームの楽しみ方があるものです。

素材、色。空間を作るアクセント

家具の張地一つ、扉の色一つ、小さな要素が大きな空間を構成する

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>>guest room – sofa

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>>guest room – accent color

レストルーム

白と白がつくる清潔感、カッコイイ白

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>>rest room

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ドアは、顔

その先の空間への期待値、並んだ時の美しさ。世界観を作るのは、ドア

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>>doors

ミチシルベ

施設の案内役を務める各種サイン。言葉を発しない分、ファッショナブルに着飾ろう

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>>sign

on the STONEという世界

陽が差し込み、風が吹き抜け、緑が揺れる。日が暮れるとともに語らい、唄おう。ありのままの開放感、それがon the STONE

on the STONE

※インテリア相談は「RIGNA TERRACE TOKYO」のみの実施となります。
※個人の方はご来店予約が必須となります。リモートでのご対応は現在受け付けておりませんのでご了承ください。
※法人の方はリモートでのご対応が可能な場合もございますので、ご相談ください。