「真の大人たちに捧げる特別な日常」
暮らしをワンランクアップさせる、大人なデザイン。
決して華美ではないのに、どこか上品さを感じる。
ヒラシマの家具の魅力は、節有無垢材を見事に生かしたダイナミックな素材使い。
それぞれに込められたコンセプトや機能性を知り、ファンになる人は数知れず。でもそれだけじゃないんです。
ヒラシマの魅力は、家具への愛情とこだわり。上質な暮らしをつくる家具。
ヒラシマの愛情とこだわりが詰まった、ものづくりについてのお話です。
1988年にNC加工*1工場として誕生したヒラシマ。
様々な家具メーカーのパーツ加工に取り組んできたヒラシマは、2002年頃からオリジナルデザインによるものづくりを開始。
ヒラシマの家具作りといえば、なんといっても自分たちの家具に対する愛情が強いこと。それは、企画デザインから素材選び、家具の梱包まで、様々な場面で見て取ることができます。
家具に対する愛情が大きいからこそ、細かな気配りや、細部にまで至るこだわりがたくさん。
「心地よい緊張感漂うミニマルな造形を、素材感たっぷりに。」をコンセプトに掲げ、ヒラシマ家具を使う方々の日々の生活が、より快適で、より優雅になるように、そのこだわりの詰まった家具をつくりだしています。
ヒラシマ家具に使われるのは、チーク・マホガニー材と並んで、世界三大銘木とされるウォールナット材。そして、ナチュラルな風合いと、美しく映える木目が特徴のオーク材。その中でも「節有無垢材」を選び、使用しています。
「節」は木目の中に現れる濃い円形や楕円形の部分のコト。木が太く成長していく過程で必ず生まれるもので、いわば木がすくすくと育っていた成長記録とでも言えるでしょうか。
節がある家具はあまり好まれない、節がないものこそ高級品、という考え方もありますが、本当にそうでしょうか?
いいえ。木が大きく育つ過程で、一緒に成長し、過ごしてきた節。木の魅力を生かしてくれないはずがない。
木材を扱うのに、節は必ずついてまわるもの。だったら、その節を上手に生かした家具を作った方が、木の魅力が最大限に引き出せるはず。節が上手に配置された家具こそ、木本来の魅力を伝え大きな存在感を放つ「格好いい家具」。ヒラシマはそう考えて、「節有無垢材」を選んでいます。
節が含まれる無垢材でつくった家具は、ひとつひとつ表情が全く変わります。
壁や天井でばったり出くわす、人の顔のような独特の節から、まるで芸術品!ひとめぼれ!というような、一発で心惹かれてしまうものまで、毎回どんな節が入ってくるのかは、誰にも予想不可能。大きさ、かたち、バラバラの節が含まれる材を、いかに格好よく、美しくバランスをとるのかが腕の見せどころ。だからこそ手元に届いた家具は、世界にたったひとつの、特別な家具とも言えます。
そして、もうひとつの楽しみ。家具を「育てて」いくこと。無垢材家具は、どうしても使う環境によって乾燥や高温で割れてしまうこともあります。でも日頃の使い方に、少し気を遣ってあげるだけで大丈夫。そうやって手をかけて徐々に、使い込まれていい色に仕上がった色合いや、自分の手に馴染んでいく過程をゆっくりと味わうことができるのも良い。
木が生きていた、自然のままの魅力が引きだされる節有材、長年かけて徐々に「自分のもの」に育てていく無垢材。そんな楽しみ方ができる、「節有無垢材」にこだわってヒラシマは素材選びをしているのです。
ヒラシマの家具は受注生産。ご注文を受けてから、商品が届くまでに、通常だいたい2ヶ月ほどかかります。
商品の製作開始から、お客様の元へ送り出すまでの約2ヶ月間、素材の加工から研磨、組み立てまで、熟練の職人がひとつひとつの工程を丁寧に作業します。
例えば研磨作業。木材の表面を滑らかにするための作業ですが、その工程ひとつとっても、必要な作業は数種類!
朝起きてから寝るまで、ひょっとしたら寝てる間も、毎日のように手に触れる家具。だからこそ、「木製家具は研磨が命」と言われるほど研磨作業が大事な工程なのです。
触った瞬間に「良い」ものだと感じてもらえるためには、ひとつの作業にも手は抜けません。毎日、「心地よい」生活をお届けするために、職人の方々が丁寧に作ってくれているのです。
もちろん、国内の工場で、ひとつひとつ作業しているので、どうしても時間がかかってしまいます。でも、だからこそ、細かい要望に応えられることもある。
「もう少し幅を広げたい」だとか、「テーブルの脚をもう少し短くしてほしい」など、既製品の家具では補いきれない、それぞれの生活スタイルにあった希望ってありますよね。
そういう、それぞれの必要性に応じた家具をつくれるからこそ、よりながく、心地よく使ってもらうことができる。
多少納期がかかってしまっても、ひとつひとつ職人の手によって作っているのは、ひとりひとりに合った「心地いい」家具を作りたいというこだわりがあるからこそ。
製材から加工、塗装など、家具を作るすべての工程で、愛情をかけて作られるヒラシマの家具。それはお客様に直接肌で「心地よさ」を感じてもらうため。そんな想いを込めて作られる家具を直接感じてもらうには、工程があとひとつ残っています。
作り上げられた家具が無事に、皆様のお手元に届くように、数ヶ月、楽しみに家具が手元に届くのをお待ちくださった皆様の気持ちにお応えできるように、梱包という大事な作業が。
数ヶ月かけて、丁寧に手をかけた家具たち。お客様のもとへ送り出すのは、自分たちの子供を見送るようだと言います。
そんな、子供のような家具たちが、皆様の下へ行くまでに運送中の揺れなどでキズがついてしまわない様、ヒラシマでは、厚めのダンボールを使い、それぞれの家具の大きさに合わせたサイズの箱を作ります。
加工や研磨、塗装作業をする職人たちと同じように、梱包するスタッフも職人のひとり。最後の最後まで手を抜かず、きっちりとした仕事をこなします。
きらびやかで華美な装飾は使わずに、必要最低限のミニマルな要素で構成される。しかしながら、できる限り木材の性質や存在感を引き出すデザインを共通して持っています。
ヒラシマ家具のデザインを手掛けるのは、デザイナーの森宜雄さん。森さんは、自ら家具製作にも携わっていたことから、木の性質や、どうやったら木の魅力を引き出せるのかについて、誰よりも熟知しています。そんな森さんがつくりだすデザインは、ヒラシマが大切に選んだ節有の無垢材を最大限生かしたもの。
平島社長とデザイナー森さんの2人3脚で生み出される、ヒラシマブランドのラインナップには、家具デザインへのこだわりや新しいライフスタイルの提案がコンセプトとして込められています。
一緒の家具を使って過ごす、家族のコミュニケーションの在り方。従来の使い方にとらわれない、自由な家具の使い方。とにかく素敵で、見ていて心が踊るデザインなど。
家具を使う、それぞれのライフスタイルに「心地いい」を届けられるように。ひとつひとつのデザインが生まれる背景に、家具を手に取る人たちへの心遣い、そして自分たちが作り出す家具への愛情がたっぷりと込められているのです。
ダイニング・リビング・ベッドルームなど、全てを一通りそろえられるシリーズがあるのも魅力のひとつ。
なんとなく惹かれるコンセプトや、自分好みのデザインがあれば、そのシリーズの世界観をまとめて作ることができます。
ダイニングだから、リビングだから、ベッドだから、という概念をなくす。
ソファのような椅子、ベッドのようなソファ、ソファのようなベッド…
「LIBERTA+SEDIA」イタリア語で「自由な椅子」という意味の造語から生まれたLIBERIA PLUS(リベリアプラス)シリーズ。
「座る」「眠る」「寄りかかる」「くつろぐ」
絶妙な心地よさを体現したリベリアソファは、一度座って試すとなかなか忘れることができない。
日本人のライフスタイルに合いやすい低めに設定された座面。
腰当のクッションは、ここちよい昼寝をサポートしてくれる枕代わりに。
低い座面に反して、高めに作られたハイバックの背もたれは、映画鑑賞など長時間座るときに首が疲れない。
どんなシーンでも、どんな体制でも、自分の生活にフィットするソファです。
AGILE(アジレ)は、軽やかで美しい暮らしを形づくるために生まれたダイニングシリーズ。
まるで女性のような柔らかな曲線も、軽量化や耐久性を高める中から生まれた形です。
実用性を徹底的に追及しつつ、木目や節の豊かな表情や漂う品格、肌にふれた時の感触などを大切に一つひとつ丁寧に創り上げています。
本を読みふける、暖をとる、手紙を書く、うたたねする。そんな様々な「時間」を一つの空間で体感することができたら。
あらゆる時間をひとつにまとめることで、新たなコミュニケーションが生まれる。
日常生活の新しいコミュニケーションスタイルの発想のもと誕生した、CARAMELLA(カラメッラ)シリーズ。
見た目のインパクトに一目惚れする人も多い、カラメッラカウンターソファ。
後ろのカウンターでは、仕事をしたり、勉強をしたり、ご飯を食べたり。
部活で遅く帰ってくるときも、残業で遅く帰ってくるときも、
一緒にご飯を食べられなくても、一緒の空間で食事をすることはできる。
シンプルなデザインに、機能が詰まっているカラメッラカウンターソファは、
リビングの真ん中に置いて、たくさんの人が集うスペースとなります。
スクエア型をしたチョコレートのように重厚でナチュラル感たっぷりのデザイン。
無垢材にブラックガラスという、シンプルにまとめたデザインが素材の価値を際立たせる。
高級感ある見た目とCHOCOLAT(ショコラ)という可愛らしい名前のバランスに心惹かれます。
SPAGO(スパーゴ)は、イタリア語で紐(ひも)という意味。
日本では昔から屏風などに使われてきた、紐蝶番を利用し、コンパクトに折り畳むことを可能としたシリーズ。
無垢材にあしらわれた紐蝶番がデザインのアクセントになっています。
無垢材が持つ美しさや力強さを強調したSOLIDO(ソリド)シリーズ。
重厚感のある堂々とした佇まいが特徴的なシリーズです。
厚みのある無垢材が、安心感と力強さをもたらすことで、一生物の風格を目指しました。長く大切に使うほど風合いが増し、経年変化によってさらに美しい存在感と調和を生み出します。
水平を基調とし、都会のマンションや狭小住宅ではLDとして、
ゆとりある室内ではダイニング又はリビングとして、デュアルユースを可能にするLIVELLO(リヴェッロ)シリーズ。
ソファの背の高さとテーブルの高さを合わせて水平ラインを意識し、対して角の取れた木口では優しさをプラス。相反する二つの表情が上品な室内を演出します。
円柱形の美しさと、丸みを帯びた可愛らしい形をあわせもつTIPO(ティーポ )。
その雰囲気ゆえに使用する素材やカラーごとに違う表情を見せます。
デザインが生まれる背景にあるコンセプト。
木材の強みを最大限に生かしたそのデザイン、
デザインを形づくる職人たち、そしてお客様へ届けるための梱包。
どこをとっても見えてくる家具への愛情とこだわり。
知れば知るほど、欲しくなるとはこういうことか、と思えてしまう。
そんな魅力が、ヒラシマにはありました。
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*1NC加工とは…コンピューターで数値をコントロールし、ほぼ自動的に材料を削りだす加工のこと。