コーディネート 109 京阪電鉄不動産株式会社×Rigna×Rigna CG LABO

京阪電鉄不動産株式会社様よりご依頼を頂き、棟内モデルルームとして内装デザインからインテリアコーディネートまで手がけさせていただきました。

今回の物件は大まかに3つの特徴があります。
1.立地の良さ
2.スタイリッシュな外観・スタイリッシュな共用部
3.天井高の高さ

この特徴を活かして、今回はDINKsの40代ご夫婦が暮らす空間としてコーディネート。
ライフスタイルの多様性を考え、物件の特徴の一つである”天井高を活かした大人(スタイリッシュ)インダストリアル”をコンセプトとした空間を創り上げていきました。

物件情報はこちらをクリック→THE HIGH HORIE



所在地|大阪府大阪市
完成年月|2021年1月
業務範囲|コーディネート、デザイン監修
コーディネーター|木村 昇汰

今回Rigna CG LABOで完成前のパースを作成。CGパースと納品写真と比較して頂き、その再現性の高さをご紹介します。

こちらがRigna CG LABOのパース。まるで実写のような美しい仕上がり。

この再現度…本当にすごい。

Rigna CG LABOは 、CGパースだけでなくVRなど様々なコンテンツも手がけているので是非覗いてみてください。
Rigna CG LABOのHPはこちらをクリック→Rigna CG LABO

>>dining
Old lumber

狭い路地の中に個人経営のバルやフォトジェニックなカフェ、ライブハウスなどが集まるハイセンスな街、堀江。
そんな堀江のカフェにコーディネートされているダイニングカウンターは、細いスチールの脚と古材(Old lumber)の天板が特徴的なデザイン。
大きな壁面のブリックタイルと合わせることでインダストリアルな空間を演出。
このテーブルで朝は2人でコーヒーを淹れ、夜には食後にお酒をたしなみながらおつまみを楽しむ上質な時間を楽しむことができます。
きっとお互いの1日の出来事を振り返り、"嫌な事も嬉しかった事もこの瞬間の為にあったのか”と思わせてくれるはず。

〈今回のコーディネートPoint〉
ダイニングスペースにカウンターを採用したのは、リビングを広くとる目的と高さの違うキッチンの高さのギャップを少なくする為。
ダイニングカウンターは奥行きが浅い分ゆったりと食事を楽しむ場合には不向きですが、ダイニングテーブルは奥行きが深く、カウンターに比べアイレベル(目線の高さ)が低くなります。
今回の物件はアイレベルが低くなると、座った時にキッチンの高さがより高く感じ、圧迫感を感じてしまいます。
そのためカウンターを採用し、アイレベルをキッチン側に近づける事で圧迫感を解消しています。
また奥行きが浅い分、リビングスペースを確保できるのでまさに一石二鳥。
機能的であり、見た目にもこだわったダイニングスペースとなりました。

次は造作家具についてご紹介します。
キッチンに隣接した収納棚は元々備え付けられておらず、今回はリグナが設計、デザインした造作の収納棚を配置。キッチンと面材を揃え、アクセントにオーク調の棚板を入れ込んだ仕様にしました。
面材を揃えることで空間に統一感が生まれ、ダイニングスペースの家具の質感がより引き立ちます。

キッチン側とダイニング側のオープン箇所を分け、それぞれの用途に併せ収納できる家具として設計。
キッチン側にはコンセントがあるので炊飯器などの家電を収納でき、ダイニング側は取り分け皿や小鉢などの、食事の際に必要となる食器や調味料などを収納する事を考え設計したことで、使い勝手のいい収納となりました。
脚も細いスチールで仕上げているため、空間が生まれ、普段使わない季節ものの収納場所として使用することもできます。

>>living
Bricklyn

このお部屋の中で最も多くの時間を過ごすリビングスペースは、一般的な奥行きが800mm前後あるダイニングテーブルではなく、奥行600mmの狭いダイニングカウンターをレイアウトすることで、ゆとりのある空間に仕上げることができました。

限られた空間の中でダイニングスペースをコンパクトにする事で、リビングスペースの幅にゆとりのある(幅1800mm)ソファを置くことができ、サイズの大きいサイドテーブルを採用することで、軽く仕事をしたり、カフェタイムを楽しんだりと多岐にわたる用途のコーディネートをしました。

意匠的な面でも特徴的な形状が空間のアクセントとなり、所々にあしらわれた黒いスチールは空間に緊張感を与え、サイドテーブルのラウンド形状は、空間に「剛と柔」のようなメリハリを与えてくれます。

夜にはサイドテーブルが食後のコーヒーと本を楽しむ空間に。

グラデーションのかかったラグは、ブリックタイルとの相性の良さと空間を広く見せる視覚効果を目的に採用しました。
外が暗くなるにつれて、ラグの模様と色がはっきりとしていき、グラデーションが強調されていきます。
強調されたグラデーションは昼間の表情とは異なり、より印象的なものになるでしょう。

インテリア全体として見ても、このグラデーションのラグがあることで空間に動きが生まれます。

>>bed room
Lullaby

寝室は青を基調とした落ち着いた空間に。
シンプルな寝室の中にフォーカルポイント(魅せる場所)を2か所用意しました。

1つ目は2人揃って朝の身支度をすると想定し、寝室に全身鏡を配置。
空間をうまく使うため、鏡の前にナイトテーブルを置き、寝室を充実させました。
寝室はただ寝るための部屋でなく、少し落ち着きたい夜の時間や朝の身支度の時間を過ごすのに、このナイトテーブルは役に立ちます。
またこのナイトテーブルとミラーを重ね、飾り付ける事で、ミラーに映り込むディスプレイがより際立ち、フォーカルポイントとしてより印象的に。

2つ目は人気商品「DRAW A LINE」です。
おしゃれ突っ張り棒として一世を風靡したDRAW A LINEは、複数あるパーツを用途に合わせて組み合わせることで、どんな要望にも応える便利な突っ張り棒に。今回はそんなDRAW A LINEにテーブルと照明を付けました。
その照明は観葉植物を照らし、夜には間接照明として役割を果たしてくれます。

家具のレイアウトとセレクトを工夫することで、縦と横、天井の高さと部屋の細長さのバランスを上手に演出し、「いつか自分も住みたい」と思える、広さと心地よさを感じるモデルルームが完成しました。

インテリアのご相談

こだわりの家具・雑貨を組み合わせたインテリアコーディネート提案や、空間づくりのご相談を承っております。
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