コーディネート 112 WONDERLAND

ここはオーナーの城であり、王国
訪れた人は”WONDERLAND”と呼んでいます
”WONDERLAND”は、はじめてですか？

この先、素敵なアイテムを多数ご用意しております
ワクワクドキドキが止まらない可能性がありますのでご注意ください

”RUN.RUN.RUN............”　

始まりはいつも、想定外・・・
入口にはウサギじゃなくて、ネコとイヌ
追いかけるつもりが、追いかけられることもある
長い長い廊下を迷いながら歩く・・・
途中で誰かの視線を感じても、見て見ぬふりもたまにはいいよね

長い廊下を抜けて、両開きの大きな扉を開ける

”羽があったら、空を飛べたら
足が早かったら、背が高かったら
ああだったら、こうだったら、、、
ついつい考えちゃうけどあの子はあの子、僕は僕”

大きな扉を開けた時に迎えるのは
この”WONDERLAND”のオーナーの象徴「ライオンラグ」

彼は12の星空(the zodiac sign)の中から選ばれた、誰よりも強い百獣の王、ライオン
踏みつけられても怒ったりはしない
もちろん、噛みついたりもしない

”お行儀は良すぎてもつまらない”

あらためて、”WONDERLAND”へようこそ！
ここはお茶会の会場。まずはゆっくりお茶でも飲んで

独特な雰囲気を放つこの場所は、動物界の貴族が集まる場所
蝶ネクタイをつけたイヌ、葉巻を吸ってるサルが、珍しく仲良さそうにお喋りしてる
トラッド（伝統的）なデザインのこのチェアに座ると背筋がピッと伸びるらしい

ここでの話題はただ1つ
壁のオブジェは青なのか緑なのか
はたまた、赤なのか黄色なのか
右も左も前も後ろも、何がなんだかわからなくなるときがくるから
「今見えてるものを信じてみてはいかがですか？」

”家に帰ったらこの場所についての本を書くつもり。もし家に着けたらだけど”

街に溶け込む”WONDERLAND”

リビングにはたくさんのソファをご用意いたしました
ここではインテリアのハーモニーを楽しんで欲しいのです
いろんな形が混ざって、物と物が響き合い、好き嫌いに関係なく無意識に脳や体がリラックスする
さて、自分に素直に
「どこに座りたい？」

手で触れて
脚で触れて
音を聞いて

乾杯のグラスが重なる音、こそこそ話の声も、緑か赤か、青か黄色かの論争も

「オブジェが何色かなんて、好きな色を選べばいいと思うの」

浮遊するオブジェ、本当の姿はライト
光がライトをすり抜けて、そこら中に影が広がり変幻自在に世界が変化する

ワイヤーから見える外の世界を眺めながら、
ふかふかのソファに座ればふわふわと気分が良くなって・・・

ここは秘密のラウンジエリア
おもちゃ箱をひっくり返したら、なんだか素敵な空間になりました

どこかに自分とのつながりを感じるからこそ、
初めて見るようなモノでも、なんだか昔から知っているような気がする

全部、手に入れた背景や理由がある
人知れず集めたお気に入りをまとめて置いて、今の気分を代弁させる
歴史を感じられるからこそ、この場所は奥行きがあって充実してるように見えるの

”昨日に戻れたとしても、昨日の自分と今日の自分は違うのだから”

朝日も夕日もこの国で一番大きな山だって、見えないものは何もない、”WONDERLAND”のゲストルーム
嫌な夢でも見たのなら、カーテンを開けて無理やり目を覚ます努力をしてみよう

そして、窓際に用意した特別席へ・・・・

WONDERLANDでのひと時、お楽しみいただけましたか？
再入場もできますが、いかがでしょうか

大都会の中心にひっそり広がるWONDERLAND
また会えることを楽しみに・・・・・

そして、ここでのことは内密に