コーディネート 116 From standard to playful

渋谷区の繁華街から少し離れた住宅街のマンションの一室。
都会のビルがちらほら見える大きな窓と開放的な吹き抜けがあり、とても日当たりのいいお部屋をコーディネートしました。

「とにかくおしゃれ」で「かっこよく」だけど「シンプル過ぎず」とご要望をいただきました。ホテルライクでまとめた空間の中によりリラックスできる日常を感じてもらえるよう、温かみのある木を使用した家具を選定し少し遊び心がある小物を散りばめました。



所在地|東京都渋谷区
完成年月|2022年5月
業務範囲|インテリアコーディネート
コーディネーター|リグナデザインチーム
撮影|Rigna

>>DINING
before going through the door

玄関を抜けた先には明るい床が広がるダイニングエリア。
テーブルは塗装などでは表現できない独特の色合いやムラ感を残した黒革鉄の「フラットスチール ダイニングテーブル」を使用。
木と鉄というシンプルな組み合わせだが素材感で少し遊び心を。
そんなテーブルに合わせたチェアは細身で軽快なフレームの「UC3・UC4ダイニングチェア」。
テーブルの角が強調されてしまうのでここに優しい曲線のチェアを組み合わせました。
座面は全て異なる種類の張地ですが、色味を大きく分けて2種類にすることにより全体に溶け込むようにしました。
また馴染みやすい色を選ぶことにより、背もたれのレザーがより引き立つように。
一見シンプルにまとまっているように見えるが、素材感を活かしたそんなダイニングエリアはちょっと誰かに話したくなるかも。

細い線が一直線上に並んでいるような見た目をしているヘアライン加工を施したステンレス天板を使用したキッチンボードを。
こだわって選ばれた黒の家電たちがより引き立つようあえてディスプレイの様に並べました。
大切な人と囲むダイニングエリアから見えるのもポイント。好きなものを見ながらほっと一息も大事。

>>LIVING ROOM
gathering place

「お部屋の中でどこで過ごす時間が長いですか?」と伺うと満場一致でリビングエリアとのことだったので
「とりあえずここ」「気づけばここにいるな〜」と思ってもらえる空間を意識しました。
シックな印象のダークグレーに華やかさをプラスしたキャメルのソファを配置。
当初は革のソファを希望されていましたが、ワンちゃんがいることもあり、カバーリングでお手入れが楽なウルトラスエードを採用。
スエードのような柔らかい素材なので革と似た高級感もありつつ、ワンちゃんも人間も気にせずくつろいだり遊んだりできます。
シンプルなデザインのソファの前には空間に適度な遊び心を添えたヘリンボーンの「Ms.HERRINGローテーブル」を。
そこにシャープなシルバーフレームの「トロメオメガフロアライト」を設置することによりお部屋の雰囲気を一気に作ってくれます。

>>FLOATING PLACE
take a breather here

ダイニングとリビングの真ん中から出入りできるバルコニー。
ちょっと一息できるようあえてガーデンチェアは外向きに。雨の日はお部屋の中から軽快に大空を舞うカモメを彷彿とさせる
「カモメスツール」を見ながら、座りながらティータイムもあり。
3脚、異なる色にすることにより「今日はこの色にしよ~」と気分を変えることができるのもこのコンパクトな「カモメスツール」ならでは。

>>COLONNADE
view from above

2Fへ続く階段から見下ろす空間。
階段へは滞在できないけどずっと見ていたくなるような贅沢なアングル。
朝、眠い目をこすりながら降りて来るときに「よし!今日も一日頑張ろう」そう思える空間に。

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