コーディネート 119 PLAY WITH MATERIAL

埼玉県某所にある、マンションの最上階の1室をコーディネートしました。
「富士山が見えるところが気に入ってこのお部屋にしたんです」お客様とお話したのが、ちょうど一年前の冬。

季節は巡り、半年以上かけ納得したアイテムを待ち続け完成しました。
目や心を刺激するフォルムやカラー、様々な素材を並べた、”住む非日常”がテーマのお部屋です。



所在地|埼玉県蓮田
完成年月|2022年9月
業務範囲|インテリアコーディネート
コーディネーター|Megumi Kubota
撮影|佐々木 健

>> living
KOMORIとOKOMORI

ソファはリグナオリジナルブランドのコモリソファ。張地には深いグリーンを採用、ウォールナットの床と良く合います。
2つのソファの間にレザーのオットマンがあることで、キッチン・ダイニング・リビングが1つの空間だと感じることができます。
コモリソファは座るのではなく”乗る”というのがコンセプトです。広々と脚を伸ばして、寝転んで、自由に過ごしてください。

やたらと聞くようになったおうち時間。
コモリで「オコモリタイム」といきましょう。

丸みを帯びた「MOテーブル」
そして注目して欲しいポイントは天板から伸びる愛らしい丸脚。
・・・・・かわいい。
無垢材の重厚感、それをていねいに削りだすことで生まれた美しいディテール。
テーブルに集う人たちの心にも心地よく寄り添ってくれます。

Marble from Italy ”Ciao!”

2つとして同じ模様のない究極の自然美、古来大理石の生産地として知られるイタリアの鉱山にて石板からセレクトした天然大理石です。
テーブルライトや花器を飾れば、雑誌の1ページのようなお部屋に。

緑のソファに赤色のフラワーベースなんて・・・・・イタリアムードな感じがします。
アート作品のようでアーチ型のエレガントなデザインはHAYのアイテム。お花選びも楽しくなりそう

>> balcony
natural materials

風に吹かれて揺れるカーテンも、心地よい太陽の日差しも、電車の音も全てがこの部屋を作る素材の1つ。
春は外でブランチなんか楽しんで、夏はビールを飲みながら花火鑑賞、読書の秋に、
冬は・・・・・ちょっと寒いかな。

バルコニーでのおうち時間がもっと楽しめたらいいなと、
インドア・アウトドア兼用のライト、セスティタアルバのポータブルライトを置いてみました。
ただライト1つを取り入れるだけで、新鮮な空間になるというか、その場所の空気感が変わるような気がします。

>> dining
By Ritzwell

“控えめでありながら確かな存在感を放つ、たたずまいの美しい家具”。
曲線と直線が混ざり合って生まれる空間が好きです。

優しくて、強い
そんな印象でしょうか。

>> bedroom1
合言葉は”yellow”

目を覚ますたび、満足感に包まれる。
ちょっぴり大人なイエローの飾りクッションにふわふわのスローもしつらえて、ホテルライクな寝室をつくりました。

yearn for・・・

このデスクを初めて見たときの感動は今でも鮮明に覚えています。
デザイナーさんと職人さんにお礼を言いたい・・・
ずっと眺めて、ずっと触れたくなる。厚革パットが張り込まれたレザーデスクです。

Princess CAREZZA

デスクに合わせたチェアは”カレッツァ”という名前です。
なんてかわいい響き・・!と即決しました。どこかの国のお姫さまのようです。
名前負けしないエレガントな表情が魅力。自慢したくなる1脚となりますように。
そして、お姫さまのデスクには、赤いりんごではなく真っ白なりんごを。

>> bedroom2

夢の中なら、どこへだって行くことができます。
映画や音楽、アートの世界だって。
ただし、夢を見るにはまずは眠ること。
このベッドルームなら、極上の夢の世界へ行くことができそうです。

>> Night time

今か今かと待ちわびていた照明たちが輝く時間になりました。

visible from the Entrance

日常を、非日常のように輝かせることが出来たらいいのに。と考えたことがあります。
いつもの日常を存分に輝かせるために、インテリアの力を借りてみましょう。

インテリアのご相談

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