コーディネート 120 It’sour life !

“ミニマリスト”という言葉をよく聞くようになったけど、お気に入りのアイテムはどんどん増えていくし、好きなものに囲まれる幸せからはどうにも抜けられそうにない。
主役級の家具達が終結した、オトナインダストリアルな空間。

インテリアが教えてくれた、ドキドキワクワクする気持ち。



所在地|東京都江東区
完成年月|2022年7月
業務範囲|内装アドバイス・インテリアコーディネート
コーディネーター|Megumi Kubota
撮影|佐々木 健

chapter:Room
Vivid color

グレーやベージュでまとめた空間もそれはそれでいい。それが好みなら選択肢の一つ。
でも、インテリアは色を入れていろんなブランドの家具で空間をつくるのがやっぱりたのしい。
それがセレクトショップである私たちが得意とする、唯一無二のコーディネートされた空間なのです。

音楽がたくさんの音が重なり曲が生まれるように、インテリア空間も、たくさんの色と素材を減らしたり増やしたり組み合わせることで、奥行きと深みを感じるようになります。
『これとこれって意外と相性いいじゃん・・・素敵!』
と、時にはインテリアの科学反応から生まれる空間もあるのです。

chapter:Dining
Good design for everyone

家の中ではほとんど座って過ごすのだから、ダイニングチェアにはこだわりたい。
いい部屋にはいいイスがある・・・!と聞いたことがあります。

さぁイームズ4兄弟の登場。
定番といってしまったらそこまでだけど、やっぱり痺れるほどのカッコよさ。
1950年代、半世紀以上も前にデザインされたイームズはインテリアそのもの。
現代では芸術品のように扱われていますが、もともとは「グッドデザインを安価に誰にでも」がコンセプト。
宇宙的なフォルムと鮮やかなカラーはミッドセンチュリーの特徴といえます。

chapter:Dining
My name is TAKESHI

ダイニングテーブルは、いろいろ悩んだけど ”TAKESHI” 君に決めた。
TAKESHIは自由度の高いスチールレッグのアイテムで、単品だとブックシェルフやディスプレイシェルフ、キャスターを付ければワゴンに。
天板を乗せるとテーブルやベンチ、様々な使い方ができる商品です。

TAKESHIは、ありそうでなかった。だけど本当は必要だった家具。
その名前はデザイナーのTAKESHIさんそのものなのです。ものすごくおしゃれでかっこいい。

lighting
Mr.King of industrial

ヴィンテージ感溢れるペンダントライト、私が名前をつけるなら・・・・
「ミスターキングオブインダストリアル」一択です。
電球のソケット部分に配管が使われていたり、錆や色ムラが心をくすぐる。
インテリアってこういうところが楽しいんです。

window treatment
beauty in the home

太陽の光をできるだけ長く、心地よく取り入れたい。住宅にとって光のコントロールはとっても大切です。
大きな窓であれば尚更のこと!
重たいドレープカーテンが表じゃないといけないなんて、そんな堅苦しいこと言わないで、このお部屋にぴったり、レースカーテンを室内側に付ける”フロントレース”を採用しました。

これでうんと美しい窓周りの完成。
窓周りをより豊かに、室内をより美しくをモットーに。美しいことはいいことなのです。

material
good partners

いつもそばにあるお気に入りのレザークッション。
クッションって必要だと思いますか?
見た目のため?それもそうなんですが、クッションて飾りだけじゃないんです。
汚れも傷も、なにもかも受け止めてくれるレザークッションは「家族の一員」
使っていくうちに体に馴染み、家族だけの形になっていく。
いつも寄り添ってくれるパートナーのようなレザーアイテムですから、愛でてあげる時間が必要。
たまにはクリーム、塗ってあげてくださいね。

MY OFFICE
& Secret base

家で仕事をするのが定番となった現代ですから、もっと自由に、好き放題で、変化球だって最高にいいんです。
ワークエリアでもお気に入りのアイテムは余すことなく飾って、インテリアを惜しむべからず!
仕事は、楽しく・真面目をモットーに!

Green×Red
Give & Take

ここにもTAKESHIさん、今回はグリーンレッグでデスクとしての登場です。
デスクに合わせるワゴンはレッドの360°コンテナ。
なんとなくですが、このワゴンがあるだけで海外チックな自由なワークスタイルを思い描く事ができます。

緑と赤は色相環の中で、補色と呼ばれる関係性です。つまり、反対の色って意味。
それはマイナスの意味では決してなくて、反対同士だからこそ生まれるダイナミックな印象があるのです。
お互いを引き立たせる、そんなギブ&テイクな関係性でしょうか。

Desk
Supporting role

このお部屋に無くてはならないアイテム、それがこのデスクライト。
「手元を明るくしてくれる」ライトとしての”仕事”の演出ばかりではなく、
お部屋に動きを出してくれる、インテリア空間にはとても大切なアイテムです。

広いお部屋じゃない限り、デスクやチェアを壁から傾けて配置することって考えられません。
このライトのくの字のラインが、お部屋のアクセントになり、動きのある空間を作ってくれているのです。
無くてはならない”名脇役”ですね。

Entrance hall
path of the wind

天井に浮かぶ、シェルランプ。
ここは風の通り道、人や風の動きに合わせてシャラシャラと音が鳴ると、なんとなくどこまでも続く広くて自由な海の香りが・・・・

音も立派なインテリア、聞くつもりはなくても聞こえてきて、そして心地よく感じる。
いや、気づけば聞きたくなっている。
理想のエントランスへの道のりはそれほど遠くはありません。

Bedroom
mustard wall

”色で遊ぼう”は今回のキーワードの1つでもありました。
ベッドルームは落ち着いた雰囲気で。・・・なんていうのはありきたりで、そんなのはどこかで見たことのあるようなお部屋ばっかり。
元気カラーで彩っても全然いいんです。

Balcony
OFF

今度の休みは何しようとか、どこに行こうとか、いつもは出来ない秘密のハナシも
ゆらゆら揺れるこのイスの上でなら、なんとなく話せるような気がしてくる。
居心地の良い場所とはきっと、オフになれる。そんな場所。

interior accessory
Housemate

収納グッズや日用品など生活の同居人達にこだわることこそ、究極の贅沢なのかもしれません。
工場的なもので溢れている現代でも、人にしかできない、人の目でしか気づけないお仕事がたくさんあります。
熟練の手仕事によって生まれたアイテムや、ものづくりの魅力を忘れない人でありたいものです。

リビングのどこからでも見える、裏表なしの壁掛け時計。
これからの家族の時を刻んでくれる訳ですから、”頼んだぞ!”とつい声をかけたくなります。

utility space
Ocean floor

ドアノブやスイッチは真鍮しばり!深い海の底でキラキラ光るサンゴを連想しちゃうお手洗いスペースです。
部屋中に散らばったアクセサリー達からもこだわりが存分に感じられます。
どこを切り取ってもドキドキしちゃうこのお部屋、本当にズルいです。

Interior design
Color magic

あっちにしようかこっちにしようか、たくさん悩んだキッチンタイル。
お家づくりは決めることがたくさんで諦めそうになるけど、それでもやっぱり思う存分悩みたいものです。
その先に待っているのは、こんなにステキなお家ですから!

薄く塗り分けたグレーのグラデーションの壁だって、うっとりするような1つのシーン。
特別なことってそんなになくて、

『2つ並んだコンセント』
これだってお部屋の印象を決めてくれる大切なアクセサリー。
なんでもインテリアになりえるのです。

About coordination by Rigna
Owner's Comment

-お客様の声-

数あるインテリアショップの中から、リグナを選んだ理由、実際の感想をお聞きしました!

Q1 インテリアをこだわりたいと思ったキッカケ
自宅をスケルトンリフォームしたのをきっかけとして、家族で新たな生活を始めるにあたり、実用的でありながら毎日の生活を楽しくしてくれるインテリアをそろえたいと思いました。

Q2 リグナに依頼しようと思った理由
最初は自分達で調べて様々な家具のお店に足を運んでいましたが、なかなかしっくりくる家具がなかったり、気に入ったものがあったとしても他の家具との組み合わせがうまく想像できず、家具選びにとても苦労していました。そんなときに、たまたまリグナのショールームを訪れたところ、小物を含めて家具のセレクトが本当に素敵で、何よりもお店全体から落ち着きのある調和と遊び心を感じることができたのでお願いしてみました。

Q3 実際リグナへ依頼してみてどうでしたか?
今回の家づくりにおいて、リグナさんに依頼したことは、我が家がやってよかったことダントツNo.1です。
私たちの家族構成から、どういった家にしたいかという点まで丁寧にヒアリングしてくださり、間取り図をベースに、色使いを含めて一目でイメージがわく家具の組み合わせや配置の提案をしてくださいました。
また、リグナさんの提案にはいつもストーリー性があり、家具と共に生活しているイメージが具体的にわいてきました。
例えば、我が家の中でも特に存在感のあるTakeshiの机は、単にオシャレということではなく、子どもたちの物があふれてテーブルがゴチャゴチャするのが困るといった我が家の悩みを解決するためにご提案頂きました。
子どもたちの大量に発生する学校のプリントや、掃除をするためのウェットティッシュなどがしっかりと収納できるように、実用性に配慮したシェルフ付きのデザインを提案して頂くとともに、スチールレッグの部分に「シールをぺたぺた貼ってもかわいいですよ」と、新品のきれいな状態のイメージだけでなく、小さな子どもたちがいる家庭において時を経た家具のイメージを共有してくださることで、さらに家具に対する愛着を抱けるようになりました。
また、作り付けの大きな本棚の前には子どもたちと一緒に絵本が読める柔らかい鮮やかな色のラグを置くことを提案してくれたり、リビングで本棚に向かって本を読むときでも、反対側の壁に向かってプロジェクターで投影した映画を見るときでも、どちら側からでも座ることができるようなデザインのソファーを提案してくださったり、カーテンもリビングがより明るくなるように自然光が美しく入ってくるものを選んでくださったり、一つ一つの家具について、目に見えるデザインの先にある、「インテリアと過ごす快適で素敵な時間」を丁寧に考え抜いてご提案してくださいました。
その他、我々に至っては、壁やタイルの色、シェルフのデザイン、電化製品まで、本来のサービスの範囲を超えてアドバイスを頂いたおかげで、どこにいても心地よく、使い勝手のいい、理想以上の家になったと思っています。

Q4 新しいインテリア空間で生活してみた感想や気持ちの変化などはありますか?
色・素材・形状・明るさ・使い勝手等を含め、クライアントのニーズに寄り添い考え抜いてご提案頂いたインテリアに囲まれた結果、自宅が世界で一番居心地のいい空間になったと思っています。毎日穏やかで楽しい空気が流れており、いつもどこかから家族の鼻歌が聞こえてくるような空間になりました。

インテリアのご相談

こだわりの家具・雑貨を組み合わせたインテリアコーディネート提案や、空間づくりのご相談を承っております。
インテリアコーディネートのご相談なら、著名人宅からホテルまで、実績豊富なリグナへ。
無料のご相談プランもございます。
おしゃれ家具大好き・経験豊富なリグナスタッフが、心を込めてご提案いたします。

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