コーディネート 123 セナリオハウス幕張展示場

クルミ無垢材のフローリングや梁、外装材を壁面のアクセントに採用した印象的な１階の空間には、ニューヨーク発祥のブルックリンスタイルを取り入れました。ブルックリンスタイルは、倉庫や工場など広い空間にブラックのアイアンや無垢材が使われたインダストリアル（工業的）な家具を合わせたスタイル。無垢材をふんだんに使った内装や、ブラックの外装タイルがあしらわれた壁面、贅沢に天井高をもたせた今回の空間と相性のいいスタイルです。
家を見学に来たお客様がカフェラウンジのようにリラックスしていただけるようコーディネート。

ソファスペースは展示場の商談スペースのメイン。身体になじむように沈み込むカウチソファに座ればリラックスして相談ができそうです。
商談の際に営業の方が座れるスツールもプラス。壁面造作のデスク用にも使えてフレキシブルに活躍。
外装材のタイルを使った広い壁面には存在感のある幅120cmのアートを、ソファのサイドにはダイナミックなサイズ感のフロアライトを置くと空間に映えます。

縦長の空間を活かして幅180cmサイズの大きいダイニングテーブルを設置。
キッチンカウンターとリンクしたマットなブラックは指紋レスメラミン化粧板、四方の木部分はウォルナットの天板。
アイアンのT字脚は立ち座りがしやすくデザインが効いていて、いろいろなチェアを組み合わせたくなります。
今回はデザインのリズムを作るためにデザインの違う２つのタイプのチェアでコーディネート。
脚を同じようなアイアン素材で合わせることで、２つの異なるチェアに統一感を持たせています。

オープンなアイランドキッチンとシームレスに繋がるダイニングは、カウンターに立つ人とダイニングで過ごす人、お互いの顔が見えて会話が弾みそう。友人達を招いてホームパーティーを開きたくなります。

キッチンの小物もコーヒー好きな家主のイメージでスタイリング。

新しい定番となりつつある、背と座が分かれたソファ。ソファの座となるベースはスエード調。
背のクッションは座る態勢に合わせて向きを変えたり移動したりと自由自在。ファブリックも数も選べるのがポイントです。
幾何模様のラグはモダンな印象を与えて空間のアクセントに。
キノコのようなフォルムが愛らしいコーヒーテーブルは、その名も『フンギ』（イタリア語でキノコの意味）
青、ピンク、黒など様々な色が混ざった模様が美しいホワイトテラゾー（人造石）で出来ています。

リグナのオリジナル伸長式ダイニングテーブル『LIVELY』。今回は伸長後の幅170cmでご家族の食事シーンを演出。広さにゆとりがあるのでレストランのようなテーブルコーディネートも
できます。角のない楕円形がやわらかい印象をもたらしてくれます。
ダイニングからリビングへつながる壁面にはマクラメで装飾されたミラーをオブジェやアートのように飾りました。
雑貨もインテリアやアートとカラーリングを揃えて一体感を。

リビングから繋がる、大人でもなんだかわくわくするスキップフロアのスペースはお子様が過ごすイメージでしつらえました。
ラタン使いがかわいいアムフォールディングチェアは折りたためるので必要な場所に持っていきサッと広げて使えます。