コーディネート 024 Edison

都内を中心にリノベーションブランドを展開する「REISM」とのコラボレート企画。
「REISM meets Rigna」
シングル向けのリノベーション空間をメインに、リグナが化粧を施します。

つづく第3弾は「壁面本棚」が特徴的な白金のワンルーム。扉と本棚が一体的に見え、とても大きい面で「遊べちゃう」お部屋です。
お部屋のテイストとリグナのテイストが見事にマッチし、カジュアルなんだけど落ち着いている、そんな仕様に仕上がりました。
最大の特徴を生かした壁面ディスプレイと、ワーキングスタイルにも活用できるレイアウトで構成し、
遊び心と機能性の両立を図った、オトコっぽくも程よく「ほぐした」コーディネートです。




REISM meets Rigna

間取り|1R 9.5畳
所在地|東京都港区
完成年月|2015年2月
業務範囲|レイアウト提案、家具・照明提案
コーディネーター|リグナデザインチーム
協力|REISM
物件HP/before|Hondana白金
写真|八幡 宏

Scene 01
Rule in Room
自分の中の決まりごと

お部屋のレイアウトを考えるとき、何か1つルールを設けてあげるととてもレイアウトしやすくなります。
それってベッドの位置だったり、照明の明るさだったり。細かくなるとリモコンの位置などにも及びますね。
でも、何も無いところからルールって作りづらいんです。(どこから手をつけたら良いか分からない・・など。)
今回は「壁面本棚」という大きな要素がどーんと構えていますのでそこを軸に考え、ワークスペースは本棚に近い場所でキッチンとも繋がるところ、動線からみてもテーブルの位置はココ、ベッドの位置はエアコンの風が直接当たらないココ、など。

もしそのルールが見つからない時は、扉の位置、エアコンの位置、窓の位置を考えれば悩む時間もグッと短くなりますよ。
また、「まっすぐスッキリ」だけでなく家具のレイアウトによるお部屋内の「回遊性」を持たせたのも今回のポイントです。

Scene 02
Soft Hold Concrete
ギャップで「ほぐす」

「コンクリート打ちっぱなし」に対するイメージは人それぞれです。
冷たい、堅い、未完成...etc

僕が今回抱いたイメージは「無口」でした。
もの静かに佇む無口な大男、そんなイメージ。
「彼の手に持たせるなら、なんだろう。」
自転車などのギアや、脚立や工具類ではなく、花、緑、アートを持たせたい。そう思いました。
(ラ◯ュタのロボッ◯兵が一輪の花を携えるような感覚・・・余談です。)

素材のギャップ感も含めこれでオトコっぽい「だけ」の部屋ではなくなりました。
ベッドリネンのマスタードイエローも、「ほぐす」為の遊び心です。

Scene 03
And More
それぞれのスペース

1「dining & working」

キッチンに近いこの場所はお部屋の核となる場所です。打合せ時にはコーヒーも出しやすく、棚のそばなので資料も取り出しやすい。その為の大きなテーブルなのです。そして吊るされたエジソンランプがオトコ心をくすぐります。

2「kitchen & approach」

キッチンスペースは玄関ともお部屋とも床続きの場所なので、出来るだけシンプルに。1鉢グリーンを置き、インダストリアルなアイテムを混ぜればお部屋との一体感も出て見栄えします。

Scene 04
Silence Surface
シーンの切り替え

壁面本棚側は遊び心とディスプレイ機能を加えましたが、反対の窓側にはベッドとオーディオのくつろぎ機能を設けます。
たとえワンルームでも、このメリハリがあれば十分にシーンの使い分けが可能なのです。
あとは空間的な「余白」をある程度設けた方が、光も入りやすく模様替えなどもしやすいのでオススメです。

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