空間デザイン 025 ロハスなホテル創り

都会の中でも中心部にあたる赤坂の一等地、一ツ木通りに面した立地にスーパーホテル“Lohas”としては4件目になったLohas赤坂。
顧客満足度(JCSI)においてビジネスホテル部門で1位受賞、J.D.パワー“ホテル宿泊客満足度1位〈一泊9,000円未満の部門〉”受賞というダブル受賞と同時に今回のLohas赤坂がOPENし、大きく飛躍し続けるスーパーホテル。
その中でも今回のホテルはLohasをコンセプトに創られており、五感で体感できるホテル創りを目指し日々進化を続けています。



クライアント|株式会社スーパーホテル
所在地|東京都港区赤坂3-16-7
完成年月|2015年3月
業務範囲|エントランス外壁設計、内装設計、家具・照明提案
コーディネーター|リグナデザインチーム
写真|佐々木 健

Scene 01
EXTERIOR
外観

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ホテルの顔となる外観エントランス。
今回は2階より上層階がホテルのテナントになるため、建物の幅に対してホテルの入口幅が小さいことがネックでした。
いかにして路面の小さな入口をアピールし、2階のロビーまで誘導することができるか。
そこで、まずは1、2階の外壁が大理石で覆われているという中に異素材の〈木〉を多用することに。
異る素材を組合せることで新しく生まれた〈違和感〉が、小さな入口を浮き上がらせてくれるようになりました。
今回の〈Lohas〉というコンセプトにもぴったりの素材である〈木〉がホテルの顔に。
夜になると凹凸のある木ルーバーがライトアップされ、そこには新しく影が生まれ、昼間とは異る表情を魅せてくれます。

Scene 02
ENTRANCE
エントランス

エレベーターで2Fに上がると、そこにもたくさんの木に包まれたエントランスがお目見えです。
天井からも木目に反射された光が優しく空間を照らしだします。アクセントには少し無骨なシャンデリアをプラスして遊び心を。
シャンデリアのダークトーンと合わせて、木目の中にもダークブラウンを部分的に使用しメリハリのある空間創りをしています。
横にあるブックディスプレイには、ロハスを感じられるような洋書を何気なく並べて。
Lohasギャラリーのような面持ちで、お客様を暖かくお出迎えいたします。

Scene 03
PASSAGE
通路

カフェの横にはホテルの客室へと続く通路が続きます。その通路はカフェとの境界線にもなっており、
一般客が訪れるカフェとホテル宿泊者がほどよく距離を保ちながらも、閉鎖的にならないようなデザインとしました。
また長い通路だからこそ、あえて腰壁や天井に直線的な形を用いることで、
より通路の直線を強調し、その先に続く客室フロアへと上がるエレベーターに自然に惹き込まれるように意識しました。

Scene 04
CAFE
カフェ

こちらのカフェスペースは、ホテル宿泊者の朝食提供はもちろん、一般の方も自由に食事をしたりできるスペースになっています。
そこには柔らかい表情を持つ国産の家具を散りばめ、ホテルにいながらもお家にいるかのような安らぎを感じられる空間にしました。
木で溢れる空間に緑をアクセントで加え、長時間滞在しても疲れない、Lohasならではの癒やしを感じられるインテリアの完成です。

Scene 05
TERRACE
テラス

外に視線を向けると、そこには都心の赤坂とは思えないほど、気持ちのいいテラスが広がります。
ここにも木を使ったデザインの屋外用家具をレイアウトし、カフェスペースとつながりを持たせるとともに、都心の空気を感じさせない雰囲気に仕上げました。

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