コーディネート 027 C R A F T M A N

都内を中心にリノベーションブランドを展開する「REISM」とのコラボレート企画。
「REISM meets Rigna」
シングル向けのリノベーション空間をメインに、リグナが化粧を施します。
つづく第4弾は、マットな空間に「青」が映える職人気質を漂わせるコンセプトルーム。
三角の天井、青いタイルの柱、コンクリートむき出しの壁、斜めに貼られた床材、etc...多くの要素が詰まったこの面白い空間をいかにコントロールするかがポイントでした。

「さぁ、どうまとめるか」
この部屋は言わば「けっこう個性的で優秀な選手が揃ったチーム」です。
あとはどのように采配し、栄光へと導くか。「活かすも殺すも己次第だ・・・」などと妄想を膨らませながらまるで監督になった気分でコーディネートをスタート。
マッチングを探りながら家具を選び、空間全体に「こだわり」を感じさせるようなマット&クリエイティブな空間へと仕上がりました。。




REISM meets Rigna

間取り|1R 10.5畳
所在地|東京都杉並区
完成年月|2015年3月
業務範囲|トータルコーディネート
コーディネーター|リグナデザインチーム
協力|REISM
物件HP/before|Craft003荻窪
写真|八幡 宏

Scene 01
Habitat
「住処」という響き

家具のレイアウトは雑多なようで、内装材に合わせ「やんわり」とまとめています。
色味においても「全体的にちりばめる」のではなく、ある程度「寄せる」ことでキッチリしすぎない適度なラフ空間に。

空間と家具のボリューム感がマッチし、程よい高さバランスと奥行き感を持たせました。
なんだか「おうち」というよりは「すみか」と言ったほうがしっくり来ます。

Scene 02
BLUE GRAY
相性◎

濡れたように反射するタイルが放つ深いブルー
乾いた表面のコンクリートが持つ静かなグレー
相性良すぎて鳥肌です。

そこへアンティーク仕上げが施されたオーク材天板のテーブルとパンチの効いたテーブルランプ。
この組み合わせは・・・たまりません。

Scene 03
Hello World
世界へつながるミニマリズム

何かを生み出す為に特別な「何か」は必要なく、ただただ向き合える時間と場所、ほんの少しの遊び心があれば良い。
...なんてね。

ごめんなさい妄想です。

Scene 04
Silence Surface
シーンの切り替え

1「dining」

部屋の中央、カバーリングタイプのソファが鉄脚のテーブルを囲むインダストリアルなテーブルスペース。「ちんまい」オットマンはキャラクターです。落ち着いてコーヒーを飲みながら仲間と話す間も、頭上ではシーリングファンがぶんぶんと回ります。ファンが回っていると、空気だけでなく時間の流れも感じますね。

2「kitchen」

家みたいなキッチン。というか、家。遊び心から生まれたような...というか遊び心そのもの?ダイニングと合わせて鉄脚のスツールを添えます。お客さんが増えたら、持ってくればいいのです◎

Scene 05
Black The Border
引き締まる境界線

空間にいくつか必要な大事なアイテム。それは「黒いもの」。
黒が入るだけでその場所が引き締まって見えます。
でも気をつけなければならないのは、「アクセントカラーとのバランス」。
適度にグリーンやディスプレイで色をさしてあげると良いです。

ガラスが入っている分抜け感も出て、黒の重さも軽減できますね◎
キャビネットのアンティーク具合もgood !

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