コーディネート 060 M O N O P O L Y

都内を中心にリノベーションブランドを展開する「REISM」とのコラボレート企画。
「REISM meets Rigna」
シングル向けのリノベーション空間をメインに、リグナが化粧を施します。

つづく第20弾、一見ラフ仕上げ、しかし振り返れば爽やかなブルー。
立つ位置、見る角度によって印象が大きく変わるワンルーム空間をコーディネート。こうもテイストが変わるとなれば、配置するアイテムも、レッツ混在。
ウォールナットにアッシュ、パイン古材にスチール。全部混ぜちゃってはじめてひとつになる、そんな感覚。
目を引くブルーは、どちらかと言えばポップ。これまでのREISM meets Rignaには無いタイプのお部屋です。

回れ右をすれば別のお部屋。
さぁ、かっこいいもかわいいも、全部独り占めです。




REISM meets Rigna

間取り|1R 9.3畳
所在地|東京都中央区
完成年月|2016年5月
業務範囲|トータルコーディネート
コーディネーター|リグナデザインチーム
協力|REISM
物件HP/before|Plane勝どき
写真|八幡 宏

wall of one side
Hard Gray

躯体、素地、そしてパテ。実にラフ、実にワイルド。
きっとこの壁面だけを見たときと、家具が配置されたからの感想というのはガラッと違うのでしょうね。

「うん、悪くないじゃん」って。
ラフな仕上がりだからこそ、綺麗目の家具とのギャップがいい感じです。

interior materials
DRY & WET

乾いた壁にしっとりとした木製のキャビネット。
素材感を繋げるように小物が配置され、グリーンやアートフレームがアクセントに。
もしここに、小物やアートがなかったら?
家具の見本市などの催事場っぽくなってしまっていたかもしれません。
”つなぐ”のも私たちの仕事です。

たかが卓上、されど卓上。
こう見ればわかりますが、一般的なデスクでも、空間を占める割合って意外と大きいんです。

だからこそ、素材感やサイズ感というのはちゃんと考えないといけないですね。
でも、そこが難しいところなんです。
だから、そんな時はRignaに相談してください。

wall of one side...
BLUE BLUE

目も覚めるような青。気の遠くなるような空の青。寒色だけど、どこか柔らかい青。
青と言っても色んな種類のアオがあります。

お部屋の印象として壁面が与えるインパクトはとても大きい。
その部屋そのものを物語ってしまうほどの大きさと、何より目につきやすいポジションにある。
一見パステルカラーであっても、そこへスタイリングする物や素材、色みなんかで印象というのは変わるものです。
せっかくの綺麗な青だから、相性を考えながら少しの”外し”を入れつつアクセントとしてベッドエリアのコーディネートとしました。

Image scene
with MEN

ふむ、今回のハイカラさんはベッドシーンからのご登場です。
そして昼間からビールの銘柄チェック。
いいじゃないですか、休日ですもの。

以前も違うコーディネートで書いたことがありますが、セミダブルベッドの良さは横を向いて足を伸ばせるという点が一つございます。
特に1ルームにお住いの方は「ソファを置くスペースなんてない!」となりがちではないでしょうか?
家はくつろぐ場所、休める場所でなければなりません。

ベッド一つ、使い方やスタイリングの仕方で何とでも仕上がってしまいますね。
ベッド、大事です。

kitchen counter
with MEN

二つのことなる壁面の間にはキッチン。いつの時代もキッチンは核となる機能です。
キッチンにはつまり”食”があり、その滞在時間というのは割と多いエリアです。作るにしても、食べるにしても。
異なるデザインの壁面だからって、どちらかだけがしっかりと収まって入ればいい”のではなく”、やっぱりバランスですね。
全体で見たときのしっくり感、これが大事です。

こうも遊びの効いた空間なら、家具の素材感は絞りすぎないほうがいいと考えます。
綺麗なもの、ラフなもの、アイアンやファブリック、いろんなものをミックスさせることができます。
条件を縛っているようで、実は存分に自由な使い方ができる、そんなお部屋でした。

room of edges
HUMMOCK LIFE

ゆらゆらと、人目を気にすることなく舟を漕ぐ、自分だけの特別な場所。
チェアタイプのハンモックは、移動も手軽で勝手の良いスポットアイテム。
天気のいい日には公園にでも持ち出してみてはいかがでしょう。
大人のゆりかごを、是非あなたの日常に。

room of edges
Display point

しっとりとした木目で落ち着きを感じさせるウォールナット。
合わせるのは彩度の低い花器と、ガラスで装う小物たち。
ブラックのアートフレームと合わせ、モノトーンスタイリングに。
空間とのギャップがモダンを感じさせる一角です。

グリーンの足元にグリーンのアートを。乾いた素材感を感じさせるこの空間へ投じられた、一雫の潤いとなります。
少しでいい、どこかに瑞々しさを感じられるようなスタリングを設けると、途端にその空間に生命力を感じるものです。
心地よさという一つの印象を作り上げるのは、こういった小さなことなのかもしれません。

インテリアのご相談

こだわりの家具・雑貨を組み合わせたインテリアコーディネート提案や、空間づくりのご相談を承っております。
インテリアコーディネートのご相談なら、著名人宅からホテルまで、実績豊富なリグナへ。
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