今もなお都内を中心にマンション需要が多い中、私たちが提案したい「暮らし」を新築の戸建住宅で具現化しました。
これからのテクノロジーの時代に届けたいもの、それは現代に逆行するかのようなアナログだったりするかもしれません。
暮らしの中で直接手にする「手触り」や「心地」というのはそのアナログな、本能的な感覚があってこそのものです。
大地の温もりや風の匂い、陽の光を感じ、心から安らげる空間づくり。
そこに暮らし本来の価値があるのだと思います。
インテリアやエクステリアなどの括りではなく、これはライフスタイルそのものの提案です。
Rignaがトータルコーディネートを手がけた、コンパクトながらも豊潤な暮らしをご覧ください。
黒い、箱。
クローズ感を持たせた外観は、ドキドキ、ワクワクを加速させます。
「何があるんだろう?」って。
そしてインテリアとのギャップがまたいい。
想像を働かせることができる状況というのは、楽しいものです。
今回大テーマとして掲げたのは「自分だけのプチリゾート感」と「日常化」です。
それは華やかな暮らしというよりも、あるがまま、らしくあること。そういった空間づくり。
そして私たちが得意とするウォールナットをベースとした、素材感を感じられるインテリアが有意義な時を彩ります。
リビングから繋がるテラス。
光や風が舞い込んで、まるで引き込まれるように外へ出る。そんなインテリア、素敵だと思います。
それは滑走路のように「ここを行け」と用意されているような安心感。
飛び出したくなる。そんな気分になる。
居住空間である以上、光のコントロールは必須です。
でも、閉じるんじゃなくて、開くんじゃなくて、ちょうどよく自然と受け入れられるように。
ウッドブラインドは、邪魔しない。
心地よい空間とは、本の一冊を読むだけでもその満足感を引き上げてくれます。
好きな時間がある。
もうその一つ目は過ぎたのだけれど、その次に好きな時間帯。
ばっちり陽が起きて、ばっちり辺りを照らすとき。
真上近い太陽が、「おーい、準備はできてる?」って言ってそうで。
優しいものが好き。強いものが好き。
重いものが好き。抜け感のあるものが好き。
掛け合わせようとしても、なかなかうまく行かない。
でもこんなところにあった。
木とスチールやステンレスを共存させるコーディネート。
馴染むうえに、アクセントになる。
こういうのが欲しかったんだ。
全部まるっと水洗いできちゃう、Rignaチョイスのオールステンレスキッチン。
ステンレスって、とても繊細なんです。
すぐ傷つくし、ものを落とせば打痕だってつきます。
でもそんなの当たり前。木だって一緒。
傷がつきにくくて、いつもでも新品みたいなのが好みならその選択もあるでしょう。
傷ついて、凹んで、そうやって時を刻む。
”育む”ことができるもの、自分たちの中にそれが増えるって、素敵です。
しかしステンレスの特徴が一つ活きてくる場面も。例えば食器などを天板に落としてしまっても、
その柔軟性・靭性で優しく受け止めるから傷つきにくく割れにくいという特性もあるんですよ。
自分が凹んでも相手を傷つけない、やりますね、ステンレス。
そしてキッチンボードには温かみのある木を。
グリーン混ぜたりして、テラスからキッチンまでの繋がりを持たせると、
全部まとまって一体感が出ます。
大事なスタイルキーパーになってくれました。
お昼を回り、食事も済ませた頃。ふとしたタイミングでいい感じの陽差し。
輪郭のはっきりとした濃い光が入り込み、なんだかワンシーンにスポットが当たっているかのようです。
普段気に留めない一瞬が、ふと気になる情景に変わる。
憎いです。あっぱれ。
場所は移り、ベッドルームへ。
床壁天井は他の部屋同様変わらずあるのに、ここにはもう一つある。
なんでしょう、床からそのまま立ち上がった木の塊のような、はたまた流れ着いた先の座礁ような存在感。
内装とか家具とか、そんな括りもなしに一体化した空間。
大地のような包容力とふと生命力を感じるグリーン、そして潤いを漂わせるベッドリネン。
「あぁ、これだ」
こんな空間で目覚めたいものです。
ブラインドが造り出す美しいボーダー。みずみずしい光。
毎朝の陽の光が楽しみです。
お待ちかね、テラス!デッキ!ハンモック!(あとはビール!)
・・・他にいりますか?
あなたのその足も、ハンモックに揺られながらポーンと空へ投げるように放り出したらいいじゃないですか。
開放感とビールに酔いしれる、そんな午後。
緑の壁と真鍮の照明。木フレームのミラー。お家の一角に潜んだ、優しいコーディネート。
石目というか、まるで地層のような壁紙でぐるりと囲んだ洗面。水場に実に馴染みます。
さりげない上品さ。
まるで大地から水を引いているかのような洗面。ぜひお花を添えましょう。
なんだか綺麗な水が出てきそうな。
白い左官調のクロス、モルタル調のクロス。それらをつなぐ白く真っ直ぐな梁と、ご機嫌なシーリングファン。
この吹き抜けには滞在できないけど、この吹き抜けがある空間ってのは、想像以上に贅沢。
回れ回れ、ブンブン回れ。
裏の山で集めた木ノ実や草花。それらをベースキャンプへ持ち帰り、観察と研究に勤しむのが彼の日課。
次はどんな発見をするのだろう。
コンパクトな書斎にはお気に入りのアイテムを詰め込んで。
目の前にはバルコニーが広がり、妻と息子がお茶しながら日光浴。
窓の外からの声に腰を上げ、
家族団らん水入らず。
日も暮れ、夕飯前のひととき。
こういった”なんでもない場所”って、居心地いいんですよね。
さて、そろそろいい頃合い。少し、外へ出てみよう。
昼間のテラスも気持ちいけど、宵闇に包まれたこの時間が好き。
書斎から覗くバルコニーは、星空を切り取る”額縁”のよう。
春夏秋冬、季節を肌で感じる。
照明に灯がともり、空間も華やかに。
友人を招いてのホームパーティなんてのもいいかもしれません。
夜のハンモックも、なかなかおつなものですよ。
爽やかな昼間から一変、寝室もムーディーな空間に。
その雰囲気はまるでリゾートホテルをも思わせます。
どこからか波の音が聞こえてくるような・・・
1日で一番好きな時間。
それは、また朝がやってきたその瞬間。
眠い目をこすり、熱いコーヒーを淹れましょう。
空間いっぱいに差し込む陽の光を浴びて、思い切り背伸びしてみる。
急速充電完了、今日も新しい1日が始まる。
名残惜しさを胸に、靴を履く。
玄関に香るいい匂い、きっと妻が置いたディフューザーだろう。
シャキッと仕事モードにスイッチON。
良い1日を。
「いってきます」と言って閉じた扉は、「ただいま」と言って開ける扉。
郊外に構えた、自分たちの城。
マイリゾート マイライフ。
帰ってくるのが、楽しみになる。
こだわりの家具・雑貨を組み合わせたインテリアコーディネート提案や、空間づくりのご相談を承っております。
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おしゃれ家具大好き・経験豊富なリグナスタッフが、心を込めてご提案いたします。