コーディネート 091 make Craft

株式会社 日本能率協会マネジメントセンター様よりご依頼を受け、
自社オフィス内での交流・コワークスペースのコーディネートを手掛けさせていただきました。
オフィス内ですが、カフェジャンクなアイテムを中心に遊び心あるアイテムの数々、どこか砕けた心境で有意義に、時には濃密な会話が弾み、きっと最後は気持ちよく握手。

そんな空間のテーマは「Craft」。
テーマを軸に選定したアイテムも、古材やスチールなど堅苦しくないラフな素材感重視。
人と人を繋ぐ空間、文字通り人間関係もクラフトしていただくための多様性のあるスペースができました。



所在地|東京都中央区
完成年月|2018年11月
業務範囲|インテリアコーディネート・内装アドバイス
クライアント|株式会社 日本能率協会マネジメントセンター
コーディネーター|リグナデザインチーム
写真|佐々木 健

>>table
browny commune

広々とした空間。
その日の人数、用途、気分次第であっちを使ったりこっちを使ったり。
撮影した日は真冬の朝。
寒空の下、窓の外のオフィスビルは心無しか冷たく映るも、室内は電球色の照明が暖かさをより強く感じさせ、
居心地のいい温もりが室内を包みます。
さて、ドリップのコーヒーでも淹れますか。

まずはグループワークから。
アイランド式に配置したデスクで、チームに別れてディスカッション。
ちょっと言い出しづらかった意見も、今日は頑張って言ってみよう。
古材、アイアン、ファブリックにポリ素材のアイテム。
素材も意見も個性があってこそ輝くってもんです。

>>rounge
slowly talk

ひとまず資料はローテーブルに置きましょう。
打合せも良いけど、リフレッシュがてら少し世間話でも。
しっかりホールド感のある1人掛けソファに包まれながら、
「そういえばこの前、街中で偶然お見かけしましたよ」
そんな他愛も無い会話も弾めばふとした時にアイディアになったり。適度なゆるさが生む妙案ってのもあるんじゃないでしょうか。

>>sofa
create recreation

空間の奥には一際大きなソファーエリア。
3台連なった大型ソファのボリューム感たるや。なんとも座りがいがありそう。
ソファの重量感を軽減する丸いシルエットの照明とスツール。
センターテーブルの細いスチール脚の軽やかさも相まって、ポップでゆるさのあるこのエリアはいつも集いの中心地。
「来月の企画どうしよう。一杯飲みながら考えようか。」
気の合う仲間たちを集めて、そんな声も聞こえてきそう。

レザー・帆布・ファブリック。全然違う3種類のマニソファ。
素材や色がバラバラなのに、まとまってしまうのが魅力の1つ。
背もたれに手を回してどっしり座るも、アームにもたれかかってくつろぐも。
使い方を選ばない贅沢な心地よさが、人の集まる所にちょうど良い。

今回の一目惚れアイテムの1つ「スクラップライト」。
テーマの「Craft」を体現する様なダンボールの独特の手作り感とそこから漏れる特徴的な灯りが、空間を彩る子気味いいアクセントになりました。

>>counter
face to face

窓際のカウンタースペースで1対1。今日は少し腰を据えて真面目なお話しましょうか。
窓際という事もあり、
開けた外の景観にカウンターテーブルの滑らかな曲線のシルエットがよく映えます。
日中は外の明るさを全開に取り込む爽やか空間ですが、太陽が落ちればまた一変。オフィスビルの窓灯りを背負って落ち着きのあるシーンで全く違う顔を持たせてくれそうです。

>>meeting
Sit down and Calm down

高低差も色使いも対照的。
目が覚める様なコントラストの中に、静と動が一緒になったような。
そんなスペースで卓を囲み、時には白熱したミーティングも、はたまたじっくり静かに資料に目を通す時間も。
そのどちらの先にも、きっとお互い一歩踏み込んだ関係があるはず。
広い空間のどこを使っても、そんな光景が見れたらいいなと、思いを馳せて。。。
使い方も活用方法も縛られない、自由な空間もオフィスの新しい可能性のひとつではないでしょうか。

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