コーディネート 092 MONTEREY HOUSE the earl / モントレーハウス ジ アール

モダンかつ清廉なヘムソファが、贅沢に配置されたリビングルーム。
トーンをダークカラーで揃えつつも、レザーとファブリックの生地素材を変えて魅せる遊び心が満点です。

照明のシェード・BKFチェア・トラセンターテーブルのレザーまで、ブラックカラーで統一してますが
スリムなアイアン脚のまとめることで、軽快な印象。
リゾートならではの心地よさを演出します。

光沢感のあるLINARA生地は、よく映える様にあえて背中を見せて配置。
背中美人とはまさにこのこと。
さらにスタイリッシュなトロメオメガが、高い天井によく映えて美しい弧を描きます。

初夏のきらめく日差しに、日陰と馴染むインテリア。
洗練された統一感がそこにはあります。

個性豊かに、フェミニンなチェアが集うダイニングはさてどこに座ろうか。
エキゾチックなエレガンスさのある空間は、華やかな食卓にぴったりです。

ロナン＆エルワン・ブルレックによってデザインされた「Officina（オフィチーナ）ダイニングテーブル」。
その特徴は何と言っても、シンプルな天板の下に隠れてるアイアンの脚。
エレガントなチェアの中心で、鍛造で作られたハンマー跡は大胆な力強さをプラスしてくれます。

マルセル・ワンダースのサイボーグシリーズを選りすぐり配置しました。
スマートな脚はみんなお揃いですが、籐やスチールで魅せる背の印象はどれもエレガント。
どんな椅子が巡ってきても、きっと気にいることは間違いないでしょう。

耳をすませば聞こえてくる、潮騒の音をBGMに、
日々の疲れを癒すもよし。仲間と、家族と、大切な思い出を作るもよし。
室内と景観、全てが一体となって忘れられない幸福な時間が過ぎていきます。

ウォールナットでまとめた、上質な安らぎのあるメインベッドルーム。どっしりと小丘のように広がるウッドベッドが並び、とろけるようなテーブルランプの灯りが贅沢なモダンリゾート空間を演出します。

メキシコ生まれのキャッチーかつ愛らしいデザインで、永く愛用されてきたガーデンチェアの代表格・アカプルコチェア。弾力性のあるチューブにすっぽりと体をあずけて、メキシコまで続く海原を一望できます。

起き上がるとそこは海。
一瞬、ここがどこだか分からなくなる。
2日目の朝は、絶景からのスタートです。

ウォールナットのベッドが3台連なる寝室は、木のぬくもりと重厚感でゆったりとした空気感が漂います。
ホテルの様なモダンさも加わり、旅の疲れを癒すには十分なほどの贅沢な空間です。

古材とアイアン素材が効いた、ラフな印象のロフト付きの離れの一室。
大きな天窓からは月明かりが差し込み、ワクワクする夜が始まります。
旅の高揚感もそのままにトランプでも始めましょう。

旅先の夜の尽きない会話には、枕元のスネイルデスクアームライトだけで十分です。
クランプ仕様は、男心がくすぐられるかっこよさ。
多少の大声も離れの部屋なら心配無用。
波の音に飲まれて、豊かな時間が過ぎていきます。