ナチュラルテイストのインテリアは、小さなワンルームから一軒家まで、どんな間取り・広さでも実現できる取り入れやすいインテリアスタイル。
スタンダードで飽きのこないナチュラルインテリアはいつの時代も変わらぬ人気を誇り、幅広い世代に支持されています。
ナチュラルテイストの家具は人気が高い分、その数、種類がとっても豊富。「どんなふうに取り入れたらいいの…?」「どんな家具を選べばいいの…?」と悩んでいる方も多いのではと思います。
この記事では、センス良くおしゃれにナチュラルテイストを実現するためのポイントやコツ、事例、おすすめ家具などをご紹介します。
- 2024.09.05更新 -
木の家具を中心に取り入れる
モノトーンやアースカラーの色合いでまとめる
観葉植物を取り入れる
天然素材のファブリックを採用する
福岡県の郊外にある小さな家具工場、シキファニチア
確かな品質と手の届く価格
無垢材の温かな風合い、新しさを求めない素朴なデザイン
受注生産方式で細かなオーダーにも対応
ユナ セミアームチェア
オメガ セミチェア
ノース アームレスチェア
ラク セミアームチェア
アーチ チェア
ナチュラルインテリアとは、木製の家具を中心に、ネイチャートーンの優しいカラーでシンプルにまとめたインテリアコーディネートのこと。
クリーンでありつつ温かみがあり、ホッとするような居心地の良さが特徴です。
木素材のほか、コットンやリネン、石などの素材もナチュラルインテリアではよく用いられます。
自然素材を多く取り入れることでシンプルでありながらも豊かな表情を持ち、流行に左右されない普遍的な魅力があります。
ナチュラルインテリアでは、木製の家具や木目調の家具を中心にセレクトします。家具の選択に際しては、木の色合いや素材をある程度統一するのがおすすめ。同じ素材や似た木目の家具を揃えることで、すっきりと調和のとれたインテリアとなります。
例えば明るい雰囲気を目指すなら、オーク材やアッシュ材、ビーチ材などでまとめる、というように。
すべての家具の樹種や色合いをまったくすべて揃えるというのは現実的ではなく、その必要もありませんが、似た木目や色で揃えるというのはしっかり意識しましょう。
もちろん、1つの素材や色を基調とした上で、アクセント的に別の樹種や色を取り入れる、というのはOK。ただし色数が増えすぎないよう注意しましょう。
張地やラグ、クッションのテキスタイルは、モノトーンやアースカラーの色合いでまとめましょう。
白、グレーなどのモノトーンカラーは、空間にシンプルでクリーンな印象を。
ベージュ、ブラウン、グリーンなど、自然からインスピレーションを得たアースカラーは、空間に落ち着きや温かみをもたらし、心地よくリラックスした雰囲気を作り出すことができます。
これらの色は他の素材や色と調和しやすく、インテリア全体のバランスを取る役割も担ってくれます。
また、モノトーンやアースカラーを基調としつつ、差し色として他の色を取り入れるのもおすすめ。差し色がアクセントになって、インテリアにほどよい遊び心が生まれます。
植物の緑には、ストレスを和らげたり安らぎをもたらす効果があることが知られています。
インテリアコーディネートの観点からも観葉植物とナチュラルインテリアはとても相性が良く、空間に爽やかさと活力をもたらすとともに、穏やかなアクセントとなってくれます。
観葉植物取り入れるにあたっては、大小さまざまな植物を配置することで、視覚的なバランスが取れ、インテリアに深みが増します。
生の植物は枯らしてしまうのが不安、世話が面倒という方は、本物そっくりのフェイクグリーンが販売されていますので、そちらを取り入れるのもおすすめ。
観葉植物を上手に取り入れると、ナチュラルインテリアのコーディネートの完成度がぐっと高まります。
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ナチュラルインテリアのコーディネートには、リネンやコットンなどの天然素材のファブリックを取り入れるのもおすすめ。
繊維の風合いや手触りが豊かな天然素材のファブリックは、ナチュラルな雰囲気をより高めてくれます。
例えば、リネンのカーテンやコットンのクッションカバーを選ぶことで、部屋に自然味のある風合いを加えることができます。
また、素材を絞ることで一貫性が生まれ、よりおしゃれで洗練されたナチュラルインテリアに近づきます。
ナチュラルなインテリアコーディネートを実現するうえで、リグナが特におすすめしているのが「シキファニチア」の椅子やダイニングテーブル。
シキファニチアの家具は、おしゃれで高品質、国産でありながらリーズナブルで取り入れやすい点が魅力です。
シキファニチアは、福岡県の郊外にある小さな家具工場。木製椅子を得意とするメーカーで、木取りから塗装、張り作業まで一貫した自社生産を行っています。
ナチュラルな素材を、機械と手仕事をあわせた確かな技術で加工し、仕上げはあくまで人の手と目。一品一品丁寧なものづくりを大切にしています。
リグナの取り扱い商品の中でも特に人気の高いシキファニチアの家具。人気の理由はデザイン・品質と価格面のバランスのよさにあります。
すべての加工を国内の工場で行い、素材に使用されているのはオークやウォールナット、チェリーといった銘木。360°どこから見ても絵になり、職人の手と目で一つ一つ仕上げられているから細部の仕上がりも丁寧。座り心地の良さにも定評があります。
そんなふうにデザインや座り心地、品質にたいへん優れながらも、価格はとっても良心的。価格だけでいえば海外製などで安価なものはありますが、同様の品質で同様の価格帯のメーカーはなかなか見当たりません。
また、後述しますが張地や樹種、脚カットなど、選べる仕様の幅広さもシキファニチアならではの魅力です。
無垢素材を生かした、シンプルで素朴な雰囲気が特徴のシキファニチアの椅子やダイニングテーブル。
デザインは、ベテランのパートナーデザイナーと協働しながら、模型、原寸図面など何度も打ち合わせを重ねながら詰めていくのだそう。
「余分な主張はせず、それていて存在感のあるモノ」
「新しさを求めるものではなく、古さを感じさせないモノづくり」
そんなコンセプトを大切に、どんな空間にも取り入れやすく、色褪せることのない強度あるデザインを追求しています。
シキファニチアは受注生産方式でのオーダーとなるため、好みや空間に合わせて張地や木の種類を自由に選ぶことが可能。
木材はレッドオーク、ホワイトオーク、ウォールナット、ブラックチェリーの4種類から、張地は50種類以上のラインナップから選択できます。
既製品の場合、ダイニングテーブルと椅子の相性によっては天板が少し高く感じたり、反対に低く感じたりと使い手にぴったり合った高さにならない場合があるのですが、シキファニチアは脚カットにも対応しているため、テーブルの高さにぴったりな一脚をオーダーすることができます。
シキファニチアの椅子を使ったナチュラルインテリアのインテリアコーディネートをご紹介します。
肘から幅広の背に掛けて、ムク材を削り出し一体化したセミアームチェア。
セミアームチェアの良いところは、肘を置いてくつろげつつ、アームが短いので椅子への出入りがしやすいところ。
また、フルアームのチェアでありがちな、アームがテーブルの幕板や天板にぶつかって置くまで入らず動線の邪魔になる、食事と時にテーブルにもっと体を寄せたいのにできない、ということがないのもセミアームの長所。
アームチェアとアームレスチェアの良いとこどり、それがセミアームチェアなのです。
魂魄のながら、ゆったりとした座り心地も特徴。ゆるやかに湾曲した背もたれは、どんなふうに背をあずけても優しく受け止めてくれます。
有機的な曲線で削り出された背もたれが特徴的なオメガ セミアームチェア。
背もたれは高い技術を要するフィンガージョイントで接合され、なめらかで美しいフォルムに職人の丁寧な手仕事を感じます。
座面にはエラスベルトというソファ等に多く用いられるウェービングベルトをウレタンフォームと合わせて使用。ダイニングチェアでありながら、ふっくらと柔らかい座り心地を実現しています。
セミアームはしっかり肘を預けることができつつ、立ち座りもしやすく機能的。アーム部分はダイニングテーブルの天板に引っ掛けることができ、床掃除の際に助かるのも嬉しいポイントです。
コンパクトで圧迫感がなく、ダイニングに馴染みやすく取り入れやすいのもオメガ セミアームチェアの特徴、デザイン性、機能性、座り心地を高いレベルで揃えた上質な一脚です。
圧倒的な座り心地の良さからショールームで絶大な人気を誇るチェア。柔らかな手触りと、極限まで細身に仕上げたフォルムが特徴です。
背もたれは張り込み。背中に接する面積が大きく、掛けると背中をしっかりと受け止めてくれるのが分かります。適度な柔らかさで、長時間かけていても快適。
幅が48.5cm程度とコンパクトで、180cmのテーブルの片側に3脚おさまるサイズ感。それていて座ると狭さは感じさせず、ゆったりと過ごせます。
どこから眺めても美しく、柔らかく面取りされたフレームや端正な佇まいに美意識とこだわりを感じる、シキファニチアを代表するダイニングチェアです。
名前の通り、快適な座りごこちを追求したラク セミアームチェア。背もたれと座面が一体となっていて、包み込むように身体を支えてくれます。結局やっぱり、座り心地は張りぐるみの椅子が一番良いんですよね。
無垢材を削り出した小さな肘掛けも便利で、しかも出入りし易い。そんなところも「ラク」なポイントです。
さらに、背もたれの後ろの木部には、椅子を引きやすいようにくぼみが設けられていたり。何から何まで、「ラク」を追求したチェアです。
アーム部分をテーブルに掛ければ、掃除機かけなどのお掃除も楽々。高さ72cmのダイニングテーブルの場合、脚下は12cm程度空き、ルンバも通ります。
個性的な背もたれが目を引くアーチチェア。
ユニークなデザインながら、柔らかくカーブした背もたれが体にフィットし、快適に過ごすことができます。
角がとられたデザインは見た目もさわり心地も優しく、ほっとする雰囲気。
アーム付きでゆっくりとくつろげつつ、セミアームだから椅子への出入りがしやすく機能的。ダイニングテーブルに深くさしこめるので動線も邪魔しません。
北欧の名作椅子にも通じるアイコニックなデザインが特徴的なアーチチェアは、ダイニングのアクセントとしておすすめな一脚です。
ナチュラルな素材を取り入れたインテリアコーディネートは、私たちの日常に癒しと心地よさをもたらしてくれます。
自然の風合いや職人技が息づくアイテムを取り入れることで、理想の空間を作り出しましょう。
自分らしいナチュラルインテリアを楽しむために、ぜひこれらのポイントを参考にしてみてください。