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【保存版】ダイニングチェアの選び方完全ガイド

2025.03.14更新
毎日使うものだから、自分に合う一脚を。
使いやすさと座り心地を大切に、見た目もおしゃれにこだわりたい!
今回は、失敗しない為に押さえておきたい椅子選びのポイントやおすすめチェアをご紹介していきます。

リグナStaff

国内外の様々な家具ブランドやおしゃれな雑貨を展開するセレクトショップ[リグナ公式オンラインショップ]の運営スタッフが、おすすめブランドやトレンドをおさえたおしゃれな商品を紹介する特集ページです。インテリア選びやコーディーネートの参考にぜひご覧ください。


失敗しないために押さえておきたい、座り心地の良いチェアを選ぶポイント

素材を考える



身体に合った座面高と、背もたれの適切な高さ



生活スタイルにあった機能を選ぶ



色遣い



素材別のお手入れ方法

無垢材のお手入れ



ファブリックのお手入れ



レザーのお手入れ



ダイニングインテリアコーディネート

その他ダイニングインテリアにおすすめなチェア

失敗しないために押さえておきたい
座り心地の良いチェアを選ぶポイント

POINT 01
素材を考える
木・ファブリック・レザーの特徴

木製チェア
ナチュラルなウッドデザイン

木の温もりをたっぷりと感じられる板座のチェア。
長く使っていても、ファブリックや革のように座面の張替えが不要で、使っていくほどに風合いが増していき経年変化を楽しみつつ自分のチェアとして、育てていく楽しさがあるチェアです。
オメガ 2 アームチェア(板座)

ファブリックチェア
お手入れ簡単

布地特有の暖かみ、優しい雰囲気が出せて、何と言っても色の選択肢が豊富なのが特徴。ファブリックの織り方によって、肌触りも違ったり、柄を楽しめたり、自分の好みのものを見つけていくのも楽しみのひとつです。お部屋の雰囲気によって色を変えれるので和室や洋室などに縛られずに楽しめます。また、カバーリングタイプであれば、生地にあわせて洗濯が可能なものもあります。
ユナ セミアームチェア

レザー
高級感を感じる素材のチェア

レザータイプは高級感があり、上品な雰囲気を演出してくれます。また、身体のラインに馴染むのでゆったりとした座り心地を得られます。革は経年変化していくので使い込むほどに味わいが増していく過程を楽しむこともできます。傷や汚れが気になるという方は、お手入れが簡単なフェイクレザーを選ぶのも良い選択です。
クレール ダイニングアームチェア

POINT 02
身体に合った座面高と
背もたれの適切な高さ

テーブルの高さとの相性にも関係するひじ掛けの有無で変わる座り心地

食事やカフェタイム、読書や勉強など日々の暮らしを快適な時間に変えてくれるダイニングスペース。
多種多様な過ごし方が広がっている中、ダイニングテーブルで快適に過ごすためには、自分に合う「高さ」を知ることが重要です。

ダイニングテーブルの標準の高さとなるのは、日本人の平均身長と相性が良いと言われている70~72cm。
ダイニングチェアの高さを決めるときは、テーブルと組み合わせた際のバランスを必ず確認する事が大事です。

ではどのくらいの高さであれば快適に過ごすことができるのでしょうか?

ダイニングテーブルの天板までの高さと、チェアの座面高さ、その差を「差尺」といいます。
この差尺を適切なサイズに収めることで、日々の快適な食卓が生まれます。
“差尺の目安は25~30cm前後に収めるのが理想!”
一般的に適正を言われている差尺は、28~30cm以内です。
このサイズを大きく外してしまうとなんだかしっくりこなくて、使いづらくなる可能性があります。
また、着座した際に足裏がきちんと床につく座面高であることが快適に疲れにくく座るための要素のひとつになります。
床に足裏をつけることが出来る椅子を選んだ後に、それに適した差尺を持つ天板高のテーブルを選ぶことで
無理のない体制で食事や作業が快適にできます。

POINT 03
生活スタイルにあった機能を選ぶ
ソファダイニング・回転式チェア・キャスター付きチェア

ソファダイニング

ソファに座りながら食事をとることが出来るソファダイニングは、空間を有効活用できる点から、狭いリビングや、一人暮らしの方にも人気のスタイルです。また、通常のダイニングテーブルとチェアの場合だと座れる人数が固定されてしまいますが、ソファダイニングの場合は座る人数が限定されないので、来客などで人数が増えた時にも対応しやすいですね。

食後もそのままゆっくりとくつろげたり、距離が近くなるので家族でのコミュニケーションが増えやすかったり、メリットはたくさんあります。逆に、デメリットとしてはソファにすることで、コンパクトなチェアよりもスペースを取るので、部屋全体で考えた時のスペースは有効活用できますが、ダイニングスペース自体は通常よりも面積は広くなります。空いたスペースの活用方法をしっかりと考えないと、ソファダイニングスペースだけ圧迫され、アンバランスな部屋になってしまうので注意しましょう!

また、通常のソファよりはくつろげない、という点もあります。ソファダイニングのソファは、座面がかためで背もたれは低めになっていることが多いので、ゴロゴロとくつろげるソファよりも、くつろぎづらくなります。
ご自身やご家族の生活スタイルと合っているかをしっかりと考え、ソファダイニングを選ぶことをおすすめします。
リベリアプラス アームベンチ

回転式チェア

回転式のダイニングチェアは意外とメリットが多く、お子様からお年寄り、自宅でお仕事をされる方にも便利なポイントがたくさんあります。まず、回転式ダイニングチェアは左右に身体の向きを変えやすいので、立ち座りが楽にできます。座る時も椅子を引く必要がないので、床が傷つきにくくなります。

また、椅子を引くための腕の力も少なくて済むので、お子様やお年を召した方にも座りやすいと言えます。自宅でリモートワークや作業をされる方にも、回転いすは体の向きを変えやすく、立ち座りが楽にできることから大変おすすめです。回転式のダイニングチェアはテーブルとの相性が非常に大切になるので、左右に動いてみて座りやすいかをチェックしてから購入されることをおすすめします。
カインIII チェア(回転式)

キャスター付きチェア

キャスター付きダイニングチェアのメリットは、とにかく軽い力でダイニングテーブルから出し入れが出来ることです。
また可動性が高いので、食事だけでなく、仕事や作業をダイニングテーブルで行う方にはおすすめ。
コスミック チェア(キャスター付き)

POINT 04
色遣い
家具・インテリアにあわせるカラーチョイス

生活に彩りをプラス!

木を中心とした落ち着いた雰囲気に合わせて、カラーのものを取り入れることで少しポップでセンスの良いお洒落な空間に生まれ変わります。

柔らかい印象に!

シンプルモダンなインテリアにカラフルなチェアを合わせるのも◎白や黒、グレーの中にカラーが入ることで、より明るい印象に変わります。

カラフルにカラフルを!

カラフルなインテリアに、カラフルなチェアを!
明るい色使いは、見ているだけでも気持ちがハッピーになりますね。子ども部屋に取り入れるのもとても良いです!

色合いをすべてそろえるのも良し!
形も色もバラバラに使うのも良し!
どの椅子も美しく、毎日、どこに座ろうか考えるのも楽しくなりますね。自分の身体にぴったりと合うチェアをぜひ見つけてみてください。

素材別のお手入れ方法

ここからは、あなたの大事なダイニングチェアのお手入れ方法についてご紹介します。
長く大切に使っていくためのヒントとして、ぜひご参考ください。

無垢材のお手入れ

無垢材(オイル仕上げ)

日常的なお手入れ方法は、乾拭きまたは固く絞った布でほこりや汚れを落としてください。表面に水分が残っているとしみの原因になるので、水分が残らないように注意しましょう。オイル仕上げの製品は、乾燥や高温多湿な環境に弱いです。

エアコンの風が直接当たる場所で乾燥した状態が続くと、反りや割れの原因となります。冬場の乾燥した時期は加湿器のご利用をおすすめします。また、高温多湿になるとカビの発生原因にもなるので、適度な温度環境でのご使用をお願いします。

ファブリックのお手入れ

・ブラッシング
家具用のブラシを使って生地の織り目に沿ってホコリを書き出してあげましょう。
・掃除機
掃除機をかける場合は生地を傷めない為にも、ブラシノズルが望ましいでしょう。掃除機の吸引力が強いと、生地が毛羽立ってしまったり繊維が擦り切れてしまう可能性もあるので吸引は弱めにすることをおすすめします。

もしも、汚れが付着してしまった場合は早めの対処をしましょう!中性洗剤をお湯で薄め、タオルに浸し固く絞ります。ポンポンとたたくように汚れをタオルに移し、吸水性のある乾いたタオルで叩きます。これを何度か繰り返すことで、多少の汚れなら落ちるでしょう。

レザーのお手入れ

食べ物のカスや飲み物をこぼしてしまった場合は、すぐに対処しましょう。食べ物のカスをつぶさないように取り除きます。強くこすると水分が浸透してしまうので、優しく水分を拭く取りましょう。飲み物の場合は乾いた布でふき取ります。ジュースやワイン等色がついたものは、クリーナーを布に染み込ませて優しくふき取りましょう。

本革は、使用していくうちに美しい色合いに変化し、感触が馴染んでいく「経年変化」も楽しめます。耐久力も高いので、しっかりと定期的にお手入れしてあげることで長期間使用する事が可能です。2日に1度は湿った柔らかいタオルで水拭き→乾いた柔らかいタオルで乾拭きをすると良いでしょう。2~3か月に一度は本格的なお手入れをおすすめします。

ダイニングインテリアコーディネート

リグナがこれまでにインテリアコーディネートした、ダイニング空間をご紹介。

毎日使うものだから、自分に合う一脚を。
今回ご紹介した、失敗しないためのポイントや事例、アイテムを参考に、
ぜひ自身にぴったりなダイニングチェアを見つけてみてください。
きっと、毎日の暮らしがもっと豊かで快適なものになりますよ。

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