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インテリアスタイリスト 窪川勝哉の ONE ITEM, ONE CUT. Vol.17 - 四角の中に丸を -

インテリア&プロップスタイリストの窪川勝哉さんが、毎号Rignaのアイテムの中から1アイテムをピックアップ。そのアイテムのまだ見ぬ魅力を引き出す「映え」なワンカットをスタイリングしてもらう連載企画。第17回は、円形の「アジレダイニングテーブル」です。

窪川勝哉

1974年山梨県生まれ。インテリアのみならず車や家電、ステーショナリーなどプロダクト全般に造詣が深いインテリアスタイリスト。バンタンデザイン研究所インテリア学部在学中より空間プランナー赤松珠抄子氏に師事し、インテリアスタイリストの道へ。2002年独立し、小道具や撮影背景のスタイリングを担うインテリア&プロップスタイリストとしてテレビ番組などのインテリアコーナーや、雑誌のインテリアページのスタイリングを手掛ける。そして雑誌、TV等のメディアでのスタイリングだけでなく、ウインドウディスプレイや マンションのモデルルーム、イベントのデコレーションなども手がける。2011年渡英。1年半の英国滞在を終え、2013年より再び拠点を ロンドンから東京に移し活躍中。東洋大学ライフデザイン学部非常勤講師。

今回の ONE CUT

Photo : Takeshi Sasaki
- 四角の中に丸を -

丸いテーブは四角いテーブルに対して座り方の自由度が高いと思います。新しい生活様式になった今、四角いテーブルだと横に座ったり対面になるけど、丸テーブルは真横ではなく斜に構えた状態で好きな角度で座れますしね。
部屋の壁や角も直線や直角だったり、真っ直ぐなラインの中で暮らすようになっている中で、丸いものを足してあげると、直線や直角に囲まれた中で動きや変化が生まれてくる。だから使い勝手もいいんだけど、空間の中のアクセントとして丸いテーブルみたいなものを入れてあげるのもオススメですね。
テーブルの下に棚があるのも生活感が出てるティッシュの箱とかパソコンとかも収納できるしテレワーク用のデスクを用意しなくても使えるのもいいですよね。
椅子は座面が回転することによって、引かなくても離着席できる。引かないといけない場合、椅子の後ろにもかなり距離をおかないと置けなかったりするので、後ろの引きのスペースがなくても組み合わせたりできるし、バランスよく回転ベースの椅子を組み合わせてあげるといいかもしれないですね。(窪川さん)

Photo : Takeshi Sasaki

丸いテーブルって四角いテーブルに比べてスペースを取るんじゃないかと思う方が多いんですよね。その中で回転式の椅子を入れることでよりスペースを軽減できるのでぜひ挑戦してもらいたい。そして部屋を見ると確かに角が多い。その中で丸をアクセントとして入れるということは今回のテーブル以外でも取り入れることができるのではないかと思いました。(スタッフ:まる)

今回の ONE ITEM

アジレ サークル ダイニングテーブル

軽やかで美しい暮らしを形づくるために生まれたダイニングシリーズ。
まるで女性のような柔らかな曲線・柔らかい木目も温かみを感じられます。
天板下に棚がついているのも嬉しいですよね。
脚は天板からまっすぐ降りていないので、
丸い天板と曲線の脚で動きを出しています。

その他撮影に使われたアイテムたち

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