なにか部屋を変えてみたいなって思っている人いっぱいいると思うんですけど、家具を買い替えようとなると、それなりの決心がいるし、まとまった出費にもなりますよね。それに、もちろんソファみたいな大きな物を買い替えたりすれば部屋は変わるんだけど、やっぱり一歩目としてはハードルが高いんじゃないかなと思います。なので今回は、もっと気軽に取り入れられて、なるべく大きな出費なく部屋の雰囲気をガラッと変えてくれるアイテムとしてラグを選びました。ラグとか、カーテン、寝室だったらベッドカバーみたいなものもそうなんですけど、広い面積を占めるものを変えるはすごく効果的なんです。部屋の変化率が大きいというか。床って、カーペットにしたいなとか、フローリングにしたいな、打ちっぱなしにしたいなって思っても、できないじゃないですか。だから、ラグ。ラグだったら一枚買い足しするだけで床の雰囲気をガラッと変えてくれます。まあ、家具屋さん的には家具が売れてくれないと困ると思うんだけど…(笑)
2セット用意しておいて、気分や季節によって変えてあげるのもいいですね。ラグだけじゃなくカーテンとかもそうなんですけど。
あと、ソファとかをすごい冒険した張り地にしようとするとほんとに冒険になっちゃうんだけど、ラグだったら、柄物にもトライしやすいと思う。まあもっとトライしやすいのはクッションカバーだけど、部屋の変化率でいうとラグが圧倒的。ラグだけで部屋の雰囲気はすごく変わるっていうのは知っててもらえると部屋づくりの役に立つと思います。(窪川さん)
まずラグから考えてみる、という。窪川さん、今回もまた新鮮なアプローチを魅せてくれました。模様替えしたいな、インテリア変えたいなっていう時って、やっぱりソファとかダイニングテーブルとかチェアとか、そういうのを変えたほうがいいのかな?ってすぐ考えちゃう。ラグってなんか優先順位が低いというか、とっかかりとして思い浮かんだことがなかったんだけれど、ほんと、ガラッと変わりますね。ラグを変えただけなのに、その周りのソファやチェアの印象まで少し違って見えるし、ここってどんな人が住んでいるんだろう?って想像した時にイメージできる人物像まで変わってくるような。ラグ、すごい影響。
ちなみにスタイリングに使用されている「JARAPA ラグ」はリバーシブルなので、1枚あれば裏返すだけで簡単に模様替えできて便利。(スタッフ:有汲)
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次回は、近年じわじわと人気が高まりつつあるインテリアトレンド"プレモダン"を取り入れたスタイリング。どうぞお楽しみに!
無地なんだけど、ちょっとだけストライプ。かすれたような、ぼやっとしたようなストライプ。完全な無地じゃなくて、はっきりしたストライプでもない、こういうラグが実は一番合わせやすかったりします。上品な印象もありつつカジュアルさも備えたちょうどよいバランス。ラグ敷きたいけど、どれがいいかわかんないって人におすすめ。大体マッチします。
スペイン・ムルシア地方の伝統的な技法を用いて一枚一枚丁寧に織られているラグ。コットンのリサイクル繊維を使っていて、さまざまな色の繊維から作り出される色合いが楽しい!オールシーズン快適に使えて、しかもリバーシブルなのでなんとなく部屋の雰囲気変えたいな〜と思ったら裏返すだけでプチ模様替えできます。これ以外にもいろんな柄があるので色々探してみて〜
その他撮影に使われたアイテムたち
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