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絶対に知っておきたい 北欧家具ブランド CARL HANSEN & SON / muuto / &Tradition / LE KLINT / PP Møble / artek / WOUD / Kay Bojesen Denmark / MOEBE

[2023.12.26 情報追加更新]

ナチュラルで優しい色合いが多く、根強い人気の北欧家具。
"おしゃれなインテリア"と聞いて北欧スタイルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回はリグナでも購入いただけるブランドを中心に、インテリアを楽しむ上で絶対知っておきたい北欧ブランドをコーディネート例と合わせてご紹介します。

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おすすめブランドや、トレンドをおさえたおしゃれな商品を紹介する特集ページです。
インテリア選びやコーディーネートの参考にぜひご覧ください。

北欧家具って?

ー長く厳しい冬が生んだ"北欧インテリア"

北欧の冬の寒さは厳しく日照時間が短いため、家族や友人とホームパーティーをして過ごす時間をとても大切にしています。
おうちで過ごす時間が長いからこそ、おうちを居心地のいい空間にすること = 幸せな暮らし をつくる重要な要素になっています。
そのような暮らしの中で、居心地がよく温かみのある北欧インテリアは生まれました。

ー飽きのこない機能的なデザイン

北欧インテリアの特徴といえば「飽きのこないデザイン」かつ「機能的」で長年愛用できること。
木をつかったナチュラルであたたかみのある家具が多く、フローリングが多く採用されている日本の住宅とも相性ぴったりです。
もちろん機能面でも長年使っていけるような工夫が。
長時間座っていても疲れにくいように設計された椅子だったり、眩しさを感じさせないよう光の反射まで考えられた照明であったり。
デザインと機能性を持ちながら、くらしに長く寄り添うことができる。それが北欧家具です。
その中でも今回は、リグナでも買える北欧家具ブランドをご紹介します。

知っておきたい北欧家具ブランド

リグナで買える、人気の北欧家具ブランドをご紹介します。

muuto
ムート
デンマーク・コペンハーゲン

ー伝統と変革、北欧ブランドの新たな風

muuto(ムート)は、ピーター・ ボーネンと クリスチャン・ビエの2人によって2006年にコペンハーゲンで創立された、比較的現代の北欧ブランドです。ブランド名のmuutoはフィンランド語で「変革・新鮮な視点」という意味を持ちます。伝統的な北欧デザインを受け継ぎながらも多様性や個性を生みだし、新たな北欧の伝統を形作る事を意図して名付けられました。その名の通り北欧デザインに新しい考え方を取り入れたムートでは、最前線で活躍するデザイナーを積極的に起用しています。シンプルでナチュラル、かつ機能的なデザインを意味する"スカンジナビアデザイン"に新風を巻き起こし、早くも北欧のデザインカンパニーとして国際的に高い評価を得ています

ムートのおすすめアイテムはこちら

CARL HANSEN & SON
カール・ハンセン & サン
デンマーク

ー 北欧インテリアといえばこのブランド

数々の名作家具を世に送り出してきたカール・ハンセン &サン。創業から現在まで家族経営が続けられており、親から子へと伝統が受け継がれています。1908年、創立者のカール・ハンセンが自身の名をつけた家具工房をデンマークで開業。カール自身も優れた家具職人で、当時は小さな工房で手作業で製作されていました。1930年代に経営が息子のホルガー・ハンセンにうつり、1949年には当時無名だったハンスJ.ウェグナーと協働がスタート。その後ウェグナーがカール・ハンセン&サンに最初にデザインしたチェア4脚が販売されました。【CH25CH22CH23CH24】この4脚は現在でも発売されており、特に【CH24(通称Yチェア)】は、名作デザインとして今日まで世界中で愛され続けています。カール・ハンセン&サンでは優れたクラフトマンシップ(職人芸)と最新技術を融合し、質の良い家具をリーズナブルな価格でより多くの人に提供する事を理念に掲げています。近年では昔ながらの伝統も大切にしつつ、現代のデザイナーとも積極的にコラボレーションを行っていて、魅力的な商品ラインナップとブランド力を確立しています。

ー 北欧インテリアといえばこのブランド

数々の名作家具を世に送り出してきたカール・ハンセン &サン。創業から現在まで家族経営が続けられており、親から子へと伝統が受け継がれています。1908年、創立者のカール・ハンセンが自身の名をつけた家具工房をデンマークで開業。カール自身も優れた家具職人で、当時は小さな工房で手作業で製作されていました。1930年代に経営が息子のホルガー・ハンセンにうつり、1949年には当時無名だったハンスJ.ウェグナーと協働がスタート。その後ウェグナーがカール・ハンセン&サンに最初にデザインしたチェア4脚が販売されました。【CH25CH22CH23CH24】この4脚は現在でも発売されており、特に【CH24(通称Yチェア)】は、名作デザインとして今日まで世界中で愛され続けています。カール・ハンセン&サンでは優れたクラフトマンシップ(職人芸)と最新技術を融合し、質の良い家具をリーズナブルな価格でより多くの人に提供する事を理念に掲げています。近年では昔ながらの伝統も大切にしつつ、現代のデザイナーとも積極的にコラボレーションを行っていて、魅力的な商品ラインナップとブランド力を確立しています。

マストアイテム
カール・ハンセン&サンといえばこれ!

CH24 Yチェア (ウィッシュボーンチェア)

アームを支える背もたれの支柱が"Y"に見えることから【Yチェア】の愛称で親しまれているデザイナーズチェア。アームと後ろ脚の優雅な曲線が特徴的で、360°どの角度から見ても美しいチェアです。
ペーパーコードの座面は、板座ともファブリックとも違う、なんとも心地いい掛け心地。自分の体重で程よく沈み込み、長時間座っても疲れにくいので、ダイニングチェアとしてはもちろんテレワーク用のワークチェアとしても人気です。座り続けることで少しずつ形状記憶され、だんだんとフィットしていくのもペーパーコードならでは。耐久性を心配される方も多いですが、ファブリックや革と遜色なく丈夫なので心配ありません。
素材やカラーバリエーションも豊富に展開されているので、きっとお気に入りの1脚が見つかるはずです。
購入ページ

カール・ハンセン&サンのおすすめアイテム

& Tradition
アンド トラディション

ー クラッシックと新しい完成の融合

2010年に設立された&Tradition(アンドトラディション)。色あせないクラシックデザインと、新しい感性によって生み出されたモダンデザインを融合させたデンマーク発祥のインテリアブランドです。2023年には日本初となるショールームが東京の青山にオープンし、いま最も注目を集める北欧家具ブランドのひとつです。人気の秘密はデザインの美しさとモダンなカラー展開。アルネ・ヤコブセンや、ヴァーナー・パントンといった巨匠が発表したマスターピースから、現在最前線で活躍するクリエイターのデザインアイテムまで、年代を超えて幅広くラインナップされています。東京店でも*展示をしている、&Traditionのアイコン的照明「フラワーポット(VP9)」。SNSで見かける事も多く、トレンド感のあるポータブル照明です。ヴァーナー・パントンによってデザインされたこの照明は、丸く愛らしいフォルムと、緑や金といった鮮やかなカラー展開が特徴的です。このように&Traditionでは他のブランドでは見かけない、遊び心のある家具・インテリアが数多く取り揃えられています。 *展示は時期によって変動します。現在の展示状況をお知りになりたい場合はお問い合わせください。

アンドトラディションのおすすめアイテム

LE KLINT
レ・クリント
デンマーク

ー デンマーク王室御用達にも選ばれた北欧のあかり

レ・クリントの照明といえば、柔らかいあかりと陰影を生み出す特徴的なシェード。実は日本の折り紙をヒントに製作されました。デンマークを代表する著名な建築家イエンセン・クリントが、1枚の紙を規則的に織り上げて作り出すランプシェードを趣味で製作。その後、イエンセン・クリントの二人の息子によりレ・クリント社を創立、現在のレ・クリントの代表的な形のランプシェードが生み出されました。クリント家の趣味がきっかけで始まったレ・クリント社は、現在では世界的な照明ブランドへと成長し、2003年にはデンマーク王室御用達にも選出されています。今でも当時のハンドクラフトの精神を守り抜き、創業の地デンマークで職人によって一つひとつ手で折り上げて作られていて、一人前になるには10年以上かかると言われています。北欧を代表する照明デザインとして、世界中から愛され続けています。

ー デンマーク王室御用達にも選ばれた北欧のあかり

レ・クリントの照明といえば、柔らかいあかりと陰影を生み出す特徴的なシェード。実は日本の折り紙をヒントに製作されました。デンマークを代表する著名な建築家イエンセン・クリントが、1枚の紙を規則的に織り上げて作り出すランプシェードを趣味で製作。その後、イエンセン・クリントの二人の息子によりレ・クリント社を創立、現在のレ・クリントの代表的な形のランプシェードが生み出されました。クリント家の趣味がきっかけで始まったレ・クリント社は、現在では世界的な照明ブランドへと成長し、2003年にはデンマーク王室御用達にも選出されています。今でも当時のハンドクラフトの精神を守り抜き、創業の地デンマークで職人によって一つひとつ手で折り上げて作られていて、一人前になるには10年以上かかると言われています。北欧を代表する照明デザインとして、世界中から愛され続けています。

PP Møble
PPモブラー
デンマーク

ー ハンス・J・ウェグナーの作品を最も製造している工房

PP Møbler(ピーピーモブラー)は1953年にデンマークで設立された、伝統ある小さな家具工房です。創業者は家具職人のペターセン兄弟。二人の頭文字「P」とデンマーク語で工房を意味する「モブラー」が名前の由来です。小さな工房だったPPモブラーが世界中に知られるようになったきっかけは、名門北欧家具デザインの巨匠、ハンスJ・ウェグナーとの出会い。創業者の一人アイナー・ペターセンの家具作りへの熱意に感銘をうけたウェグナーが、大統領が座った椅子として有名な【ザ・チェア】の製造の引き継ぎを、PPモブラーに依頼したことに始まります。現在ではPPモブラー社はハンス・J・ウェグナーの作品を最も多く製造している工房となっています。高品質デザイン家具の製造技術は今日まで受け継がれていて、伝統ある工房として国際的に高く評価されています。

PPモブラーのおすすめアイテム

artek
アルテック
フィンランド

ーアートとテクノロジーの統合

フィンランドの偉大な建築家、アルヴァ・アアルトが自作の家具を国内外に販売するために、1935年に、妻:アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス・グスタフ・ハールと設立した会社です。artekの由来はArt(芸術)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語です。創設者の一人アルヴァ・アアルトは、機能性と実用性を兼ね備えた優れたデザインを広く普及させたいという思想を持っていました。アルテックの人気照明である【ゴールデンベル】は、眩しさを感じさせないために光が下向きに照らされるよう設計。特徴的なシェードの淵からは明かりが漏れると、光のリングが出現します。まさにアアルトの提唱する機能性・実用性を持つ優れたデザインを体現するような照明です。アアルトの死去後も彼の意思を継いだメンバーによる新作を送り出しており、現在もアアルトの家具コレクションのメーカーとして世界中に知られています。

ーアートとテクノロジーの統合

フィンランドの偉大な建築家、アルヴァ・アアルトが自作の家具を国内外に販売するために、1935年に、妻:アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス・グスタフ・ハールと設立した会社です。artekの由来はArt(芸術)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語です。創設者の一人アルヴァ・アアルトは、機能性と実用性を兼ね備えた優れたデザインを広く普及させたいという思想を持っていました。アルテックの人気照明である【ゴールデンベル】は、眩しさを感じさせないために光が下向きに照らされるよう設計。特徴的なシェードの淵からは明かりが漏れると、光のリングが出現します。まさにアアルトの提唱する機能性・実用性を持つ優れたデザインを体現するような照明です。アアルトの死去後も彼の意思を継いだメンバーによる新作を送り出していますが、現在もアアルトの家具コレクションのメーカーとして世界中に知られています。

アルテックのおすすめアイテム

WOUD
ウッド

ー2014年設立。新時代の北欧デザイン家具

デンマーク語で「森」を意味するWOUD(ウッド)は「スカンジナビアの伝統を家具デザインの新時代へと牽引してくれるような、才能あふれるデザイナーを集めたい」という思いを持ったMia KoedとTorben Koedによって2014年に設立されました。上質な素材と細部にまでこだわりぬかれたデザイン性の高い家具は、様々なデザイナーとのコラボレーションから生まれます。新進気鋭なデザイナーから豊富な経験をもつデザイナーまで。スカンジナビアの伝統を引き継ぎつつ新時代のアイデアをデザインに投影し、多くの北欧インテリアファンから支持されています。タイムレスな表現と受け継いだスカンジナビアデザインの伝統に着目し、整合性の取れた独自の価値観と機能を持ったをコレクションを毎シーズン発表し続けています。

ウッドのおすすめアイテムはこちら

まだまだおすすめあります。
その他ブランド

Kay Bojesen Denmark
カイ・ボイスン デンマーク

デンマークを代表するデザイナーの一人、カイ・ボイスン。2010年に「カイ・ボイスン デンマーク」というブランド名に統一し、カイ・ボイスンの意志を引き継ぎながら、商品化されていなかったものや隠れた名デザインを積極的に復刻しています。ブランドのアイコン、木製インテリアアイテム「カイボスン・モンキー」はその愛らしさから世界中で愛され続けています。

MOEBE
ムーベ

MOEBE(ムーベ)はコペンハーゲンを拠点に、プロダクト、家具、インテリアを制作する北欧のデザインスタジオ。2人の建築家と1人の家具職人で活動しています。建築的な思考に基づき、徹底的に考え抜いた構造によるシンプルで美しいデザインを目指してすべて自社で設計を行っています。その緻密な構造とミニマリズムを追求したプロダクトは発表されるや否やすぐに世界的な人気を博しています。

北欧ブランド
コーディネート事例

北欧家具を使用したコーディネート事例はこちら
ぜひコーディネートの参考にしてみてください。

ーコーディネート事例 121

真っ白な内装が印象的な1Kのお部屋。演奏家のための理想の住まいというテーマでRigna でコーディネートさせていただきました。

このコーディネートで使用した北欧インテリア:
レ・クリント ブーケ 1 ペンダントライト /
レ・クリント 320 フロアライト(スノードロップ) /
レ・クリント 101 ペンダントライト /
ムート アラウンドコーヒーテーブル /
&Traditon フラワーポット テーブルランプ

ーコーディネート事例 115

海が一望できる素敵なお部屋をコーディネートさせていただきました。サークルの上に、テーブルの形や海沿いの爽やかな雰囲気に合わせて「レクリント172」をセレクトしています。

このコーディネートで使用した北欧インテリア:レ・クリント172

ーコーディネート事例 115

海が一望できる素敵なお部屋をコーディネートさせていただきました。サークルの上に、テーブルの形や海沿いの爽やかな雰囲気に合わせて「レクリント172」をセレクトしています。

このコーディネートで使用した北欧インテリア:レ・クリント172

ーコーディネート事例 114

都内を中心にリノベーションブランドを展開する「REISM」とのコラボレート企画。シングル向けのリノベーション空間を、リグナ独自のコーディネートで仕上げます。

このコーディネートで使用した北欧インテリア:
カールハンセン&サン Yチェア

ーコーディネート事例 98

シンプルで落ち着いた暮らしを具現したミニマルテイストです。
子供が少しずつ成長しライフステージが変わるごとに、インテリアもさらに自由に楽しく変容させていくことができます。

このコーディネートで使用した北欧インテリア:
カールハンセン&サン Yチェア

ーコーディネート事例 98

シンプルで落ち着いた暮らしを具現したミニマルテイストです。
子供が少しずつ成長しライフステージが変わるごとに、インテリアもさらに自由に楽しく変容させていくことができます。

このコーディネートで使用した北欧インテリア:
カールハンセン&サン Yチェア

ーコーディネート事例 67

マンションギャラリー内のモデルルームを担当しました。コンテンポラリーでミニマルな"今"のデザインや、古き良きミッドセンチュリー・北欧のマスターピース。上質さは必要だけれど、それだけではつまらない。ひとつのスタイルにとらわれたくない。
そんな人たちへ提案したいミックススタイルのコーディネートです。

このコーディネートで使用した北欧インテリア:
レ・クリント 047 ペンダントライト

あとがき

いかがでしたでしょうか。
シンプルで考え抜かれたデザインを持つ北欧家具は"一生ものの家具"とも言われています。
一緒に成長していける家具ってなんだか素敵ですよね。

今回ご紹介した北欧ブランドは全てリグナオンラインショップ、リグナテラス東京でご購入いただけます。
おうち時間をハッピーに過ごせるよう、是非北欧のインテリアをぜひ取り入れてみてください◎

Rigna公式YouTube

今回ご紹介した、北欧家具ブランド CARL HANSEN & SON の名作家具「CH24(通称Yチェア)」について、
Rigna公式Youtubeチャンネルでも詳しくご紹介しております。
商品のディテールもご確認いただけるような動画となっておりますので、ぜひご覧ください。

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